User Manual

Table Of Contents
IPv6 アドレス
デフォルトゲートウェイを指定するときは :: (0:0:0:0:0:0:0:0 の省略形) とする
prefix_len : <1-127>
IPv6 プレフィックス
デフォルトゲートウェイを指定するときは 0 とする
gateway : X:X::X:X
ゲートウェイの IPv6 アドレス
IPv6 リンクローカルアドレスを指定するときは、送出インターフェースも指定する必要があ
(fe80::X%vlanN の形式)
number : <1-255>
管理距離(経路選択時の優先度)(省略した場合:1
値が小さいほど優先度が高い。
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
[説明]
IPv6 の静的経路を追加する。
no 形式で実行した場合は、指定した経路を削除する。
[ノート]
デフォルトゲートウェイの設定は、RA による設定よりも、静的経路による設定が最優先される。
スタック機能が有効な場合、本コマンドは使用できない。
[設定例]
送り先が 2001:db8:2::/64 の場合のゲートウェイを 2001:db8:1::1 とする。
SWR2310(config)#ipv6 route 2001:db8:2::/64 2001:db8:1::1
デフォルトゲートウェイを経路 VLAN #1 上の fe80::2a0:deff:fe:1 とする。
SWR2310(config)#ipv6 route ::/0 fe80::2a0:deff:fe:1%vlan1
7.7.2 IPv6 転送表の表示
[書式]
show ipv6 route [ipv6_address[/prefix_len]]
[パラメーター]
ipv6_address : X:X::X:X
IPv6 アドレス
mask : <0-128>
IPv6 プレフィックス長(省略した場合:128
[入力モード]
非特権 EXEC モード、特権 EXEC モード
[説明]
IPv6 転送表(FIB: Forwarding Information Base)を表示する。
IPv6 アドレスを省略した場合は、FIB の内容をすべて表示する。
IPv6 アドレスまたはネットワークアドレスを指定した場合、宛先がそれらと一致する経路エントリーの詳細情報を
表示する。
[ノート]
スタック機能が有効な場合、本コマンドは使用できない。
[設定例]
IPv6 転送表をすべて表示する。
コマンドリファレンス | Layer 3 機能 | 233