User Manual

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[説明]
LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースに IPv4 アクセスリストを適用する。
受信/送信フレームがアクセスリストの条件と一致した場合、アクセスリストのアクションが該当フレームに対する
アクション(permit, deny)となる。
no 形式で実行した場合、適用したアクセスリストを LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースから削除する。
[ノート]
アクセスリストは、同一のインターフェースに、受信フレーム(in)と送信フレーム(out)のそれぞれに 1 つずつしか登
録できない。
送信フレームに対するアクセスリストは LAN/SFP ポートに対してのみ適用可能。
制約事項は以下の通り。
ポート番号範囲(range X Y)を指定した IPv4 アクセスリストは、送信フレーム(out)に適用できない。
受信フレームに対するアクセスリストが設定された LAN/SFP ポートは論理インターフェースに所属できない。
受信フレームに対するアクセスリストは論理インターフェースに所属している LAN/SFP ポートに対して適用でき
ない。ただし、スタートアップコンフィグ上に論理インターフェースに所属している LAN/SFP ポートに受信フレー
ムに対するアクセスリスト設定がある場合、最若番ポートの設定が論理インターフェースに適用される。
[設定例]
LAN ポート #1 の受信フレームに対して、アクセスリスト #1 を適用する。
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#access-group 1 in
9.1.4 IPv6 アクセスリストの生成
[書式]
access-list ipv6-acl-id [seq_num] action src-info
no access-list ipv6-acl-id [seq_num] [action src-info]
[パラメーター]
ipv6-acl-id : <3001-4000>
IPv6 アクセスリストの ID
seq_num : <1-65535>
シーケンス番号。対象アクセスリスト内におけるエントリーの位置を指定する。
シーケンス番号を省略した場合は、リストの最後尾にエントリーが追加される。このとき、
既存の最後尾エントリーに 10 を加算した値が新規エントリーの番号として自動採番される。
(最初にシーケンス番号なしで追加した場合、エントリーの番号は 10 になる。)
action :
アクセス条件に対する動作を指定する
設定値 説明
deny
条件を"拒否"する
permit
条件を"許可"する
src-info :
条件とする送信元 IPv6 アドレス情報を設定する
設定値 説明
X:X::X:X/M
サブネットマスク長(Mbit)付きの IPv6 アド
レス(X:X::X:X)を指定する
any
すべての IPv6 アドレスを受け入れる
[初期設定]
なし
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
コマンドリファレンス | トラフィック制御 | 257