User Manual

Table Of Contents
[初期設定]
qos port-priority-queue 2
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースに、受信インターフェースに対応する優先度(送信キュー ID)を設定す
る。
no 形式で実行した場合、指定したインターフェースの送信キュー ID を初期値(2)に戻す。
ポート優先度は、トラストモードが"ポート優先"に設定されている場合の送信キューの決定に使用される。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
実行するインターフェースのトラストモードが"ポート優先"ではない場合、本コマンドは実行エラーとなる。
ポート優先度が異なる LAN/SFP ポートは論理インターフェースとして束ねることはできない。
実行するインターフェースが論理インターフェースに所属している LAN/SFP ポートの場合、本コマンドは実行エラ
ーとなる。ただし、スタートアップコンフィグ上の論理インターフェースに所属している LAN/SFP ポートの設定
は、最若番ポートの設定が論理インターフェースに適用される。
[設定例]
LAN ポート #1 のポート優先度として、送信キュー ID #4 を割り当てる。
SWR2310#interface port1.1
SWR2310(config-if)#qos port-priority-queue 4
9.2.10 スイッチ本体から送信されるフレームの送信キュー指定
[書式]
qos queue sent-from-cpu queue-id
no qos queue sent-from-cpu
[パラメーター]
queue-id : <0-7>
送信キュー ID
[初期設定]
qos queue sent-from-cpu 7
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
[説明]
スイッチ本体(CPU)から各 LAN/SFP ポートへ送信されるフレームの格納先の送信キューを設定する。
no 形式で実行した場合、初期値を設定する。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
CPU から送信されるフレームの優先度を下げると、より優先度の高いキューからの送信が優先されるため、高負荷
の状態で L2MS やループ検出などの機能が動作しなくなる可能性がある。このため、本設定値は可能な限り大きな
(高優先度)とすることを推奨する。
スタック機能有効時、CPU から送信されるフレームの格納先送信キュー ID の初期設定値は"6"となる。
[設定例]
CPU から送信されるフレームの格納先送信キューを #5 に設定する。
SWR2310(config)#qos queue sent-from-cpu 5
9.2.11 クラスマップ(トラフィックの分類条件)の生成
[書式]
class-map name
no class-map name
272 | コマンドリファレンス | トラフィック制御