User Manual

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[説明]
トラフィッククラスの分類条件に IP ヘッダの DSCP(DiffServ Code Point)フィールド値を使用する。
no 形式で実行した場合、DSCP による条件設定を削除する。
登録数の上限(8 )まで、設定を繰り返すことができる。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
[設定例]
クラスマップ"class1"の分類条件に DSCP "48""56"を設定する。
SWR2310(config)#class-map class1
SWR2310(config-cmap)#match ip-dscp 48 56
9.2.17 トラフィック分類条件の設定(Ethernet Type)
[書式]
match ethertype type
match ethertype type tagged
match ethertype type untagged
no match ethertype
[キーワード]
tagged :
条件に VLAN タグ付きを指定する
untagged :
条件に VLAN タグなしを指定する
[パラメーター]
type :
イーサネットフレームのタイプを指定する。
設定値 説明
0xXXXX
タイプ値の 16 進表記
any
全てのフレーム
[入力モード]
クラスマップモード
[説明]
トラフィッククラスの分類条件にイーサネットフレームのタイプ値と VLAN タグの有無を使用する。
no 形式で実行した場合、イーサネットフレームのタイプ値と VLAN タグの有無による条件設定を削除する。
既に match ethertype コマンドで設定を行っている場合は、内容を変更する。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
tagged 指定はアクセスポートに適用した場合無効となる(アクセスポートではタグ付きフレームを扱わないため)
[設定例]
クラスマップ"class1"の分類条件に、イーサネットフレームのタイプ値"0x0800"を設定する。
SWR2310(config)#class-map class1
SWR2310(config-cmap)#match ethertype 0x0800
9.2.18 トラフィック分類条件の設定(VLAN ID)
[書式]
match vlan id
no match vlan
[パラメーター]
id : <1 - 4094>
276 | コマンドリファレンス | トラフィック制御