User Manual

Table Of Contents
設定値 動作
transmit
転送
drop
破棄
remark
リマーキング(CoS/TOS/DSCP)
[入力モード]
ポリシーマップ・クラスモード
[説明]
分類したトラフィッククラスに対して、個別ポリサー(ツインレート)を設定する。
既に police コマンドで設定が行われている場合は、内容を更新する。
メータリングは、ツインレート・3 カラーマーカー(RFC2698)に基づいて行い、分類した帯域クラスに対して、以下
の処理を指定することができる。
Green : 転送のみ(指定不可)
Yellow : 転送、破棄、リマーキングから選択
Red : 破棄、リマーキングから選択
ただし、リマーキングは、Yellow, Red のどちらか一方のみ指定することができる。
リマーキングの詳細設定は、remark-map コマンド(ポリシーマップ・クラスモード)で行う。 action "remark"に設
定されたのにかかわらず、その帯域クラスに対するリマーキングの詳細設定がなかった場合、リマーキングは無効
となる。この場合、初期設定(Yellow:転送、Red:破棄)が適用される。
no 形式で実行した場合、メータリング・ポリシング・リマーキングの処理を削除する。
集約ポリサー(police-aggregate コマンド)との併用はできない。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
メータリングは、以下の論理インターフェースに対して動作させることはできない。メータリング (ポリサー) 設定
(police 系コマンド) を含むポリシーマップを適用しないこと。
スタックを構成するメンバースイッチを跨いでグルーピングした論理インターフェース
[設定例]
LAN ポート #1 の受信フレームに対して以下の設定をする
10.1.0.0 のネットワークからのトラフィックを許可
CIR:48kbps, PIR:96kbps, CBS:12kbyte, PBS:12kbyte で、帯域クラスを分類
Green:転送、Yellow:DSCP 値を 10 に書き換え、Red:破棄
[トラフィッククラスの定義]
SWR2310(config)#ip-access-list 1 permit 10.1.0.0 0.0.255.255
SWR2310(config)#class-map class1
SWR2310(config-cmap)#match access-group 1
SWR2310(config-cmap)#exit
[ポリシーの設定]
SWR2310(config)#policy-map policy1
SWR2310(config-pmap)#class class1
SWR2310(config-pmap-c)#police twin-rate 48 96 12 12 yellow-action remark red-action
drop
SWR2310(config-pmap-c)#remark-map yellow ip-dscp 10
SWR2310(config-pmap-c)#exit
SWR2310(config-pmap)#exit
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#service-policy input policy1
9.2.28 個別ポリサーのリマーキングの設定
[書式]
remark-map color type value
no remark-map
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