User Manual

Table Of Contents
[パラメーター]
color :
リマーキングを行う帯域クラス
設定値 説明
yellow
帯域クラス Yellow のリマーキング設定を行
red
帯域クラス Red のリマーキング設定を行う
type :
リマーキング種別
設定値 説明
cos
CoS リマーキング
ip-precedence
TOS 優先度リマーキング
ip-dscp
DSCP リマーキング
value : <0 - 7>
CoS, TOS 優先度のリマーキング値
: <0 - 63>
DSCP リマーキング値
[入力モード]
ポリシーマップ・クラスモード
[説明]
個別ポリサーで分類した帯域クラス Yellow, Red に対するリマーキング動作の設定を行う。また、トラストモードに
対応した送信キュー ID テーブルに基づき、送信キューの再割り当てを行う。
リマーキングは、CoS 値、TOS 優先度、DSCP 値のいずれかを選択することができる。
no 形式で実行した場合、リマーキング設定を削除する。
リマーキングを行うためには、本コマンドの設定のほか、police コマンド(ポリシーマップ・クラスモード)で該当す
る帯域クラスのアクションを"remark"に設定しておく必要がある。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
リマーキングは、プレマーキングや送信キューの指定と併用することができる。
RFC で推奨されていない DSCP 値へのプレマーキング/リマーキングは、4 種類までをユーザー定義値として使用す
ることができる。RFC で推奨される DSCP 値は、下表のとおり。
PHB
DSCP
RFC
default 0 2474
Class Selector 0, 8, 16, 24, 32, 40, 48, 56 2474
Assured Forwarding 10, 12, 14, 18, 20, 22, 26, 28, 30, 34, 36,
38
2597
Expedited Forwarding(EF) 46 2598
[設定例]
LAN ポート #1 の受信フレームに対して以下の設定をする
10.1.0.0 のネットワークからのトラフィックを許可
CIR:48kbps, CBS:12kbyte, EBS:12kbyte で、帯域クラスを分類
Green:転送、Yellow:DSCP 値を 10 に書き換え、Red:破棄
[トラフィッククラスの定義]
SWR2310(config)#access-list 1 permit any 10.1.0.0 0.0.255.255 any
SWR2310(config)#class-map class1
コマンドリファレンス | トラフィック制御 | 285