User Manual

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フロー制御を有効にした場合、自動的にテールドロップ機能は無効になる。ただし、スタック機能が有効にした場
合は本制限に該当しない。
インターフェース毎のフロー制御は、システム側とインターフェース側のフロー制御設定をそれぞれ有効にした場
合のみ動作する。
[設定例]
システムのフロー制御を有効にする。
SWR2310(config)#flowcontrol enable
9.3.2 フロー制御(IEEE 802.3x PAUSE の送受信)の設定(インターフェース)
[書式]
flowcontrol type
no flowcontrol
[パラメーター]
type :
フロー制御の動作
設定値 説明
auto
フロー制御の自動ネゴシエーションを有効
にする
both
Pause フレームの送信/受信を有効にする
disable
フロー制御を無効にする
[初期設定]
flowcontrol disable
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
LAN/SFP ポートのフロー制御(IEEE 802.3x PAUSE フレーム送受信)を有効にする。
no 形式で実行した場合、フロー制御を無効にする。
[ノート]
本コマンドは LAN/SFP ポートにのみ設定可能。
システムのフロー制御が無効な場合動作しない。
PAUSE フレームの送信と受信は両方セットで有効/無効の設定となる。
中断要求時に本製品が送信する PAUSE フレームの中断時間は、0xFFFF(65535)とする。
以下の制限がある。
SFP+モジュールを用いる場合、フロー制御の自動ネゴシエーションは未サポート。
下記の条件に該当する場合、自動ネゴシエーションおよび Pause フレーム送信は未サポート。(Pause フレーム受
信のみサポート)
スタック機能が有効、かつ、フロー制御が有効な場合
コンボポートには"flowcontrol auto"を設定できない。
[設定例]
LAN ポート #1 のフロー制御を有効にする。
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#flowcontrol both
LAN ポート #1 のフロー制御を無効にする。
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#no flowcontrol
9.3.3 フロー制御の動作状態の表示
[書式]
show flowcontrol [inteface ifname]
コマンドリファレンス | トラフィック制御 | 299