User Manual

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falling_threshold : rising_threshold と同じ値
falling_event_index : rising_event_index と同じ値
startup : 1(上限しきい値のみ使用する)
falling_threshold のみ使用
rising_threshold : falling_threshold と同じ値
rising_event_index : falling_event_index と同じ値
startup : 2(下限しきい値のみ使用する)
本コマンドを設定した場合、RMON MIB alarmTable が取得できるようになる。
no 形式で実行した場合は、設定値を削除する。
[ノート]
RMON 機能でアラームグループの設定を有効にするためには、本コマンドに加えて、システム全体でも RMON 機能
を有効にする必要がある。
variable に指定する MIB オブジェクトは、イーサネット統計情報グループの MIB オブジェクトである。対象のイン
デックスを持つイーサネット統計情報グループが作成されていない場合、本コマンドはエラーとなる。
イーサネット統計情報グループは、rmon statistics コマンドにて作成可能。本コマンドで使用しているイーサネット
統計情報グループが削除された場合、本コマンドも削除される。
イベントのインデックスは、rmon event コマンドで設定したインデックスを指定する。本コマンドで使用している
イベントグループが削除された場合、本コマンドも削除される。
rising_threshold のしきい値は、falling_threshold のしきい値以上の値でなければならない。
本コマンドを上書きした場合、これまでのサンプリングデータを削除したうえで、再度サンプリングを開始する。
システム全体の RMON 機能を無効にした場合、サンプリングが中断される。その後、システム全体の RMON 機能
を有効にした場合、これまでのサンプリングデータを削除したうえで、再度サンプリングを開始する。
[設定例]
以下の条件で、RMON のアラームグループの設定を有効にする。
監視対象 MIB オブジェクトは、etherStatsPkts.1
サンプリング間隔は、180 秒。
サンプリング種別は、delta
上限しきい値は 3000、上限しきい値を上回ったときのイベントは 1
下限しきい値は 2000、下限しきい値を下回ったときのイベントは 1
SWR2310(config)#rmon alarm 1 etherStatsPkts.1 interval 180 delta rising-threshold
3000 event 1 falling-threshold 2000 event 1
4.11.6 RMON 機能の状態表示
[書式]
show rmon
[入力モード]
非特権 EXEC モード、特権 EXEC モード
[説明]
RMON 機能の設定や状態を表示する。
以下の項目が表示される。
システム全体の RMON 機能の設定
RMON 機能のグループごとの設定
イーサネット統計情報グループ
履歴グループ
アラームグループ
イベントグループ
[設定例]
SWR2310>show rmon
rmon: Enable
statistics:
rmon collection index 1
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