L2スイッチ SWR2310-28GT SWR2310-18GT SWR2310-10G 取扱説明書 JA
安全上のご注意 安全上のご注意 ご使用の前に、必ずよくお読みください。 必ずお守りください 記号表示について 本製品は Dante に最適な機能を持ったイ ンテリジェントL2スイッチです。用途以 外の目的では使用しないでください。 取り扱いに不慣れな方や、子供など本書に 従って取り扱いできない方が使用する場 合は、必ず安全面で責任を持てる方が補助 してください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正 しくご使用いただき、お客様やほかの方々 への危害や財産への損害を未然に防止す るためのものです。 お読みになったあとは、本製品を使用され る方がいつでも見られる所に必ず保管し てください。 本製品や取扱説明書に表示されている記号 には、次のような意味があります。 一般注意 注意喚起 禁止 禁止 必ず実行 必ず実行 警告 注意 注記 「死亡する可能性または重傷を 負う可能性が想定される」内容 です。 必ず接地確認 電源プラグくを抜く 警告 「警告」「注意」「注記」について 誤った取り扱いをすると生じることが想定 される内容を、危害や損害の大きさと切迫の 程度を区分して掲載しています
安全上のご注意 電源 / 電源コード 禁止 電源コードやケーブルが破損する ようなことをしない。 • ストーブなどの熱器具に近づけ ない • 無理に曲げない • 傷つけない • 電源コードに重いものをのせない 本製品をコンセントの近くに設置 する。 必ず実行 感電や火災の原因になります。 電源は本製品に表示している電源 電圧で使用する。 必ず実行 • 長時間使用しないときは、必ず 誤って接続すると、感電や火災のおそ れがあります。 電源コードは、必ず付属のものを使 用する。 コンセントから電源プラグを抜 く。 • 雷が鳴りだしたときは、本製品や 電源プラグに触らない。 故障、発熱、 火災などの原因になりま す。 感電や火災、故障の原因になることが あります。 必ず実行 必ず実行 付属の電源コードは日本国内専用 (125Vまで)です。 接続 電源プラグは保護接地されている 適切なコンセントに接続する。 付属の電源コードをほかの製品に 使用しない。 禁止 故障、発熱、 火災などの原因になりま す。 電源プラグのほこりをきれいに拭 き取る。 必ず実行 必ず実行 電源プラグは
安全上のご注意 水や火に注意 禁止 • 本製品の上に花瓶や薬品など液 体の入ったものを置かない。 • 浴室や雨天時の屋外など湿気の 多いところで使用しない。 本製品の通風孔(放熱用スリット) をふさがない。 禁止 内部に水などの液体が入ると、感電や 火災、または故障の原因になります。 ぬれた手で電源プラグを抜き差し しない。 禁止 感電のおそれがあります。 禁止 本製品の近くで、火気を使用しない。 火災の原因になります。 禁止 電源 / 電源コード 必ず実行 禁止 必ず実行 不安定な場所や振動の多い場所に 置かない。 禁止 本製品をEIA標準ラックにマウン トする場合は、 19 ページの 「ラッ クマウント時の注意」 をよく読んで から設置する。 放熱が不十分だと製品内部に熱がこ もり、火災や故障、 誤動作の原因にな ることがあります。 本製品が転倒や落下して故障したり、 けがをしたりする原因になります。 本製品を子供の手の届くところに 置かない。 別売のウォールマウントアクセサ リーWK-SWRを使用するときは、 SWR2310-18GTや SWR2310-10Gを2m
安全上のご注意 必ず実行 本製品を移動するときは、必ずすべ ての接続ケーブルを外した上で行 なう。 ケーブルをいためたり、お客様やほか の方々が転倒したりするおそれがあ ります。 取り付け工事は、必ずお買い上げの 販売店に依頼する。 必ず実行 取り扱い 本製品の通風孔/パネルのすきまに 手や指を入れない。 禁止 本製品の上にのったり重いものを のせたりしない。 禁止 本製品が破損したり、 けがをしたりす る原因になります。 禁止 SFPポートに別売のSFPモジュー ル (SFP-SWRG-SX、SFPSWRG-LX)やSFP+ モジュール (SFP-SWRT-SR、SFP-SWRTLR)を装着したときはレーザー光 を覗き込まない。 不適切な取り付けは、事故やけが、本 製品の損傷や故障の原因となります。 • 本製品の重量に十分に耐えられる 取り付け器具と場所を選ぶ • 継続して振動があるような場所は 避ける • 必ず指定された取り付け工具を使 用する 別売のSFP/SFP+モジュールはクラ ス1レーザーを使用しています。光 ファイバーの先端や光コネクター接 続部を覗き込まないようにご注意く
注記(使用上のご注意) 注記(使用上のご注意) 製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、以下の内容をお守りください。 製品の取り扱い / お手入れに関する注意 • ポート内部を指や金属などで触れないでください。故障の原因になることがあります。 • 直射日光のあたる場所 ( 日中の車内など ) やストーブの近くなど極端に温度が高くなるところ、 逆に温度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多いところで使用しないでください。 本製品 のパネルが変形したり、内部の部品が故障したり、動作が不安定になったりする原因になります。 • 本製品の上にビニール製品やプラスチック製品、 ゴム製品などを置かないでください。 本製品の パネルが変色 / 変質する原因になります。 • お手入れするときは、 乾いた柔らかい布をご使用ください。 ベンジンやシンナー、洗剤、 化学ぞう きんなどを使用すると、変色 / 変質する原因になりますので、使用しないでください。 • 製品の周囲温度が極端に変化して ( 製品の移動時や急激な冷暖房下など )、 製品が結露している おそれがある場合は、 電源を入れずに数時間放置し、 結露がなく
注記(使用上のご注意) 製品に搭載されている機能 / データに関するお知らせ • この装置は、クラス A 機器です。この装置を住宅環境で使用すると電波妨害を引き起こすことが あります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。 (VCCI-A) 廃棄について • 本製品は、リサイクル可能な部品を含んでいます。廃棄される際には、 廃棄する地方自治体にお問 い合わせください。 取扱説明書の記載内容に関するお知らせ • この取扱説明書に掲載されているイラストは、すべて操作説明のためのものです。 • Windows は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。 • その他、 本書に記載されている会社名および商品名等は、各社の登録商標または商標です。 • ソフトウェアは改良のため予告なしにバージョンアップすることがあります。 本製品で使用しているオープンソースソフトウェア • ライセンス条文については、 ヤマハプロオーディオホームページをご覧ください。 http://www.yamaha.
目次 安全上のご注意.......................................................................................................... 2 注記(使用上のご注意)............................................................................................ 6 はじめに ..................................................................................................................... 9 付属品.........................................................................................................................................9 特長 .................
はじめに はじめに このたびは、ヤマハインテリジェント L2 スイッチ SWR2310-28GT、SWR2310-18GT、 SWR2310-10G をお買い求めいただきまして、まことにありがとうございます。 本製品は、Dante に最適な機能を持ったインテリジェント L2 スイッチです。この取扱説 明書では、施工会社の担当者や設備設計者向けに設置や設定の方法を説明しています。本製 品のさまざまな機能を十分にご活用いただくために、ご使用の前にこの取扱説明書を必ずお 読みください。また、お読みになったあとも、大切に保管してください。 付属品 以下の付属品が同梱されているか、ご確認ください。 • 取扱説明書(本書)※ 本書に保証書が掲載されています。 • AC100V 用電源コード • 電源コード抜け防止金具(付属 AC100V 用電源コード専用) • レッグ(ゴム脚)(4 個) • 19 インチラックマウント用金具 & ネジ(金具:2 個、ネジ:8 本) SWR2310-28GT / SWR2310-18GT 19 インチラック(1U サイズ)に取り付ける場合に必要です。取り付け方は「設置」の 「19 イ
はじめに 別売品 • ラックマウントアクセサリー RK-SWR: SWR2310-10G を 19 インチラックに取り付ける場合に必要です。 • ウォールマウントアクセサリー WK-SWR: SWR2310-10G、SWR2310-18GT を高さ 2m 以下の壁や天井に取り付ける場合に 必要です。 • SFP モジュール SFP-SWRG-SX、SFP-SWRG-LX: 1000BASE-SX や 1000BASE-LX で伝送する場合に必要です。 • SFP+ モジュール SFP-SWRT-SR、SFP-SWRT-LR: 10GBASE-SR や 10GBASE-LR で伝送する場合に必要です。 • ダイレクトアタッチケーブル DAC-SWRT-3M、DAC-SWRT-1M: SFP+ モジュールとカッパーケーブル一体型のダイレクトアタッチケーブルです。 SFP+ ポート間を直接接続することで、距離は限定されますが、安価に 10 ギガビッ ト・イーサネット環境の構築が可能です。 関連ソフトウェアと関連文書 • Yamaha LAN Monitor/Yamaha LAN Monitor ユーザーガイド
各部の名称と機能 各部の名称と機能 前面 SWR2310-28GT 1 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 23 45 6 7 8 SWR2310-18GT 1 1 3 5 7 9 11 13 15 17 2 4 6 8 10 12 14 16 18 23 45 6 7 SWR2310-10G 1 23 45 1 3 5 7 9 2 4 6 8 10 6 9 1 POWER インジケーター 通電時に点灯します。 POWER インジケーター 状態 消灯 電源オフ 点滅(緑色) 電源オン、起動中 点灯(緑色) 電源オン、正常 点灯(橙色) 電源オン、異常発生 注意 本製品内部温度の異常を検知すると POWER インジケーターが橙色で点灯します。本 製品内部の温度が適正になるように、設置環境を見直して本製品を正しく設置してく ださい。Yamah
各部の名称と機能 2 mini-USB CONSOLE 端子 設定用の mini-USB 端子です。パソコンの USB 端子と USB ケーブルで接続します。 USB Type A コネクターと USB mini-B (5 ピン ) コネクターの USB ケーブルをご使 用ください。 メモ データ通信対応のケーブルをご用意ください。充電専用ケーブルはご使用できません。 3 RJ-45 CONSOLE ポート 設定用の RJ-45 ポートです。パソコンの RS-232C 端子 (COM ポート ) と、RJ-45/ DB-9 コンソールケーブルで接続します。 4 microSD インジケーター microSD カードの接続、使用状態を示します。 microSD インジケーター 状態 消灯 microSD カードがスロットに挿入されていません。 緑点滅 microSD カードにアクセスしています。 緑点灯 microSD カードが挿入されています。 注意 緑点滅しているときには、microSD カードを取り出さないでください。 5 microSD スロット microSD カードを挿入す
各部の名称と機能 8 Stack ID インジケーター SWR2310-28GT スタック接続時の Stack ID を表示する 7 セグメントのディスプレイです。 9 SFP ポート SWR2310-10G 1000BASE-SX、1000BASE-LX に対応したポートです。弊社別売の SFP モジュー ルを装着します。 SFP モジュールの取り付け方については、「接続」の「SFP モジュールを装着する」 (29 ページ)をご覧ください。 底面 / 背面 / 側面 / 上面 ■ 底面 SWR2310-28GT 0 SWR2310-18GT 0 B SWR2310-28GT SWR2310-18GT SWR2310-10G 13
各部の名称と機能 SWR2310-10G B 0 A 0 レッグ取り付けガイド 水平な場所に設置する場合に、付属のレッグを取り付ける位置です。取り付け方は「設置 」の「レッグの取り付け」(19 ページ)をご覧ください。 A ラックマウントアクセサリー取り付け穴 SWR2310-10G ラックマウントアクセサリー RK-SWR を取り付ける際に使用します。取り付け方は「設 置」の「19 インチラックに設置する場合」 SWR2310-10G (20 ページ)をご覧くださ い。 B ウォールマウントアクセサリー取り付け穴 SWR2310-18GT / SWR2310-10G ウォールマウントアクセサリー WK-SWR を取り付ける際に使用します。 取り付け方は「壁面や天井への設置」 SWR2310-18GT / SWR2310-10G (23 ページ) を参照してください。 注記 マグネットシートには対応していませんので、使用しないでください。 14 SWR2310-28GT SWR2310-18GT SWR2310-10G
各部の名称と機能 ■ 背面 SWR2310-28GT 製造番号 C D SWR2310-18GT C 製造番号 D SWR2310-10G 製造番号 C D C 電源コード抜け防止金具取り付け穴 付属の電源コード抜け防止金具(コの字型)を取り付けます。取り付け方は「接続」の 「電源を入れる」(33 ページ)をご覧ください。 D 電源インレット(3 極コネクター、C14 タイプ) 付属の電源コードを差し込みます。 SWR2310-28GT SWR2310-18GT SWR2310-10G 15
各部の名称と機能 ■ 側面 SWR2310-28GT E G SWR2310-18GT E G SWR2310-10G G ■ 上面 SWR2310-28GT MAC address 製造番号 F 16 SWR2310-28GT SWR2310-18GT SWR2310-10G
各部の名称と機能 SWR2310-18GT MAC address 製造番号 F SWR2310-10G MAC address 製造番号 F G E ラックマウント用金具取り付け穴 SWR2310-28GT / SWR2310-18GT 19 インチラック(1U)に取り付ける際に使用します。取り付け方は「設置」の「19 インチ ラックに設置する場合」 SWR2310-28GT / SWR2310-18GT (22 ページ)をご覧ください。 F 製品ラベル 本製品の機器名、製造番号、MAC アドレスなどを記載しています。 G 通風孔 本製品に開けられた穴は、外気を取り込むための通風口です。 警告 通風孔をふさいだり、周囲に物を置いたりしない。 火災や故障の原因になります。 SWR2310-28GT SWR2310-18GT SWR2310-10G 17
各部の名称と機能 ポートのインジケーター LAN ポート、SFP/SFP+ ポートのインジケーターで、各モードでのポートの状態を示 します。 LAN ポート ( 上段 ) 左 インジケーター SFP/SFP+ ポート ( 上段 ) 右 インジケーター 左 インジケーター LAN ポート ( 下段 ) 右 インジケーター SFP/SFP+ ポート ( 下段 ) 左 インジケーター 左 インジケーター 右 インジケーター 右 インジケーター LAN ポートや SFP/SFP+ ポートのリンク状態と接続速度を表示します。 LAN ポート 左インジケーター リンクの状態 右インジケーター 接続速度 消灯 リンクを喪失しています。 ( 使用不可 ) 消灯 未接続。 または 10BASE-T で接 続しています。 点灯 ( 緑色 ) リンクを確立しています。 ( 使用可能 ) 点灯 ( 橙色 ) 100BASE-TX で接続し ています。 点滅 ( 緑色 ) データが流れています。 点灯 ( 緑色 ) 1000BASE-T で接続し ています。 SFP/SFP+ ポー
レッグの取り付け レッグの取り付け 付属のレッグをレッグ取り付けガイドの位置に図のように取り付け、デスクの上などの 水平な場所に設置します。 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 レッグ レッグ レッグ取り付けガイド ラックへの設置 ラックマウント時の注意 • 本製品が動作保証する周囲温度は 0 〜 50 ℃です。本製品をほかの機器と一緒に EIA 規格または JIS 規格のラックにマウントする場合、各機器からの熱でラック内の温度 が上昇し、十分な性能を発揮できないことがあります。本製品に熱がこもらないよう に、必ず以下の条件でラックにマウントしてください。 • パワーアンプなどの発熱しやすい機器(XMV シリーズを除く)と一緒にマウントする 場合は、ほかの機器との間隔を 1U 以上空けてください。また、このスペースは通風 パネルを取り付けたり、開放したりして、十分な通気を確保してください。 • ラックの背面を開放して、ラックを壁や天井か
ラックへの設置 ■ 19 インチラックに設置する場合 SWR2310-10G SWR2310-10G は、弊社別売のラックマウントアクセサリー RK-SWR を使用して取り 付けます。 【取り付け方法】 中央ブロックに取り付ける場合を例に説明します。左右ブロックに取り付ける場合も、 下記の手順に従ってください。 注記 本製品に付属のレッグが取り付けられている場合は、外してください。 1.
ラックへの設置 2.
ラックへの設置 ■ 19 インチラックに設置する場合 SWR2310-28GT / SWR2310-18GT SWR2310-28GT と SWR2310-18GT は 19 インチラックマウント 1U サイズに適合 します。19 インチラックに組み込む場合は、付属のラックマウント用金具(2 個)を付属 のネジ(8 本)を使用して固定します。ここでは SWR2310-28GT を例にして説明しま す。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 プラスドライバーで確実に固定します。 警告 必ず付属のラックマウント用金具とネジを使用する。 落下によるけがや機器破損の原因になります。また、感電や故障の原因になります。 注記 ・ ラック本体に扉などがある場合には、本体を組み込んで通信ケーブルや電源コードを配線 した後にぶつかることがないように十分注意してください。 ・ 本製品の側面にある通風口をふさがないように、すきまを設けて 19 インチラッ
壁面や天井への設置 壁面や天井への設置 SWR2310-18GT / SWR2310-10G 別売品のウォールマウントアクセサリー WK-SWR を使用して設置します。 天井には本製品の天地を逆にして取り付けてください。 壁や天井の材質や厚さに合わせて、手順 1 の穴の仕様に合うネジ 6 本をご用意ください。 取り付けは手順 7 まで実施してください。 ここではおもに SWR2310-10G を使って説明します。 1 3 5 7 2 9 4 11 6 1 13 8 3 15 10 5 17 12 7 2 14 4 16 9 6 18 8 10 SWR2310-18GT SWR2310-10G 注意 ・ 本製品を 2m 以上の高さの壁面や天井に取り付けない。 落下によるけがや機器破損の原因になります。 ・ 取り付け、取り外しのときは、必ず本製品の電源プラグをコンセントから抜く。 感電や故障の原因になります。 ・ 取り付け工事は、必ず専門の施工会社に依頼する。 また、取り付ける場合は、以下の点に注意する。 ・ 本製品の重量に十分に耐えられる取り付け器具と場所を
壁面や天井への設置 1. マウント金具を壁面や天井に当て、取り付け位置に印をつける。 SWR2310-18GT/SWR2310-10G 取り付け面 ( 刻印なし ) 壁設置面 ( 刻印あり ) A 壁に印を つける 20 2-R2.5 ø10 5 B C C WK-SWR 2- ø 5.5 D D D D C C B B A A 2. 手順 1 で印をした取り付け位置に、市販のネジ 4 本を 仮止めする。 その際に、壁面や天井とネジのくび下に約 2mm のマウ ント金具引っ掛けしろを残す(右図)。 約 2mm 警告 必ず壁面や天井の材質に適合したネジを使用する。 落下によるけがや機器破損の原因になります。 3.
壁面や天井への設置 4. マウント金具を付属のネジ(4本)でSWR2310-18GT/SWR2310-10Gに取り付ける。 確実に固定してください。 警告 A A ・ 必ず付属の指定されたネジを使用する。 落下によるけがや機器破損の原因になり ます。また、感電や故障の原因になりま す。 ・ マウント金具の角に手や指をかけるとき は、注意する。 B B C C D D けがの原因になります。 注記 使用するネジ穴は、マウント金具に D (SWR2310-18GT)、 B (SWR2310-10G) と刻印された穴です。 使用するネジは金属筐体用の黒色の小さい M3×4 ネジです。 B B 5. 手順 2 で仮止めした市販のネジに、組み上げたマウント金具を引っ掛けてずらす。 警告 本製品を落下させない。 落下によるけがや機器破損の原因になります。 注記 横向きに取り付ける場合は、市販ネジにマウント金具を引っ掛け左右どちらかにずらしてくださ い。 B B 固定用ネジ穴 固定用ネジ穴 B B 6. 手順 2 で仮止めした市販のネジを増し締めし、マウント金具を固定する。 7.
設定 設定 以下の方法で本製品の設定を行なうことができます。 • WebGUI を使用して設定する • CONSOLE ポートを使用してコマンドラインで設定する • Telnet を使用してコマンドラインで設定する • SSH を使用してコマンドラインで設定する 本書では「WebGUI を使用して設定する」(26 ページ)と「CONSOLE ポートを使用し てコマンドラインで設定する」 (27 ページ)を説明します。 本製品へのログインには、一般ユーザーでログインする場合、管理ユーザーでログインする 場合があります。本章では、管理ユーザーでログインする手順を説明します。 本製品で使用するコマンドについて、詳しくはコマンドリファレンスを参照してください。 コマンドリファレンスは、ヤマハのウェブサイトで公開されています。 http://www.yamaha.
設定 CONSOLE ポートを使用してコマンドラインで設定する CONSOLE ポートを使用するために必要なケーブル、ドライバー、ソフトウェア、設定に ついて説明します。 ■ コンソールケーブルの準備 • コンピューターと本製品の CONSOLE ポートを、USB ケーブルまたは RJ-45/DB-9 コンソールケーブルで接続します。 • mini-USB CONSOLE 端子に接続する USB ケーブルは、USB Type A コネクターと USB mini-B(5 ピン)コネクターのデータ通信対応の USB ケーブルをご使用くださ い。充電専用ケーブルはご使用できません。 ■ USB シリアルドライバーのインストール • mini-USB CONSOLE 端子を使用する場合は、あらかじめコンピューターに USB シ リアルドライバーのインストールが必要です。 • USB シリアルドライバーのインストール手順については、「ヤマハネットワーク機器 USB シリアルドライバーインストールガイド」を参照してください。 ヤマハネットワーク機器 USB シリアルドライバーインストールガイド、およびインス トーラ
設定 ■ CONSOLE ポート / 端子に接続したコンピューターからのログイン 1. 本製品とコンピューターをコンソールケーブルで接続する。 コンピューターと本製品の CONSOLE ポート / 端子を、USB ケーブルまたは RJ-45/ DB-9 コンソールケーブルで接続します。 注記 ・ LAN ポートと RJ-45 CONSOLE ポートのコネクター形状は、同じ 8 ピンコネクター です。これらを間違えて接続すると、ハードウェアの破壊や故障につながります。 十分に確認してから接続してください。 ・ mini-USB CONSOLE 端子を使用する場合は、USB ハブは使用しないでください。 複数のヤマハスイッチと 1 台のコンピューターを接続すると、接続に割り当てられる COM ポート番号が意図せず入れ替わってしまう場合があります。誤って意図しない 機器の設定を変更する可能性がありますのでご注意ください。 2.
接続 接続 ■ ネットワーク機器やパソコンと接続する 注意 本製品をインターネットに接続する場合は、 セキュリティーを保つため必ずルーターなど を経由し接続してください。経由するルー ターなどには適切なパスワードを設定してく ださい。電気通信事業者(移動通信会社、固 定通信会社、インターネットプロバイダーな ど)の通信回線(公衆回線 LAN を含む)に は直接接続しないでください。 1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 パソコン ネットワーク機器や、パソコンの LAN ポートと本製品の LAN ポートを LAN ケーブル で接続します。光ファイバーケーブルで接続するときは、SFP/SFP+ ポートに対応す る SFP モジュールや SFP+ モジュールを装着します。 装着手順については「SFP モジュールを装着する」(29 ページ)を参照してください。 注意 LAN ポートと RJ-45 CONSOLE ポートのコネクター形状は、同じ
接続 1. 本製品の SFP/SFP+ ポートに付いているダスト SFP/SFP+ ポート カバーを取り外し、SFP モジュールを差し込む。 メモ 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を 切らずに SFP モジュールを装着できます。 SFP モジュール 2. SFP モジュールから保護キャップを外す。 保護キャップ 注意 SFP モジュールを装着したときは光源を覗き込まない。 弊社別売の SFP モジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー 光線が放射されているおそれがあります。レーザー光線が目に入ると、視覚に障 害を及ぼすおそれがあります。 3. 各モジュールに対応した光ファイバーケーブルを コネクターに接続する。 コネクター 光ファイバーケーブル ■ SFP モジュールを取り外す 本製品が動かないように固定し、SFP モジュールのレバーを持って、手前にゆっくり引 くと、SFP/SFP+ ポートから取り外すことができます。 ここでは対応した SFP モジュールまたは SFP+ モジュールをまとめて SFP モジュー ルと記述します。 1.
接続 3. レバーを持って SFP モジュールを引き抜く。 メモ 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずに SFP モジュールを取り外すことができます。 SWR2310-28GT / SWR2310-18GT ■ ダイレクトアタッチケーブルを装着する SWR2310-28GT、SWR2310-18GT の SFP+ ポートには、ダイレクトアタッチケー ブル(DAC-SWRT-3M、DAC-SWRT-1M)を装着することができます。 1. ダイレクトアタッチケーブルの SFP+ モジュール部の保護キャップと本製品の SFP+ ポートのダストカバーを取り外します。 2.
接続 ■ ダイレクトアタッチケーブルを取り外す SWR2310-28GT / SWR2310-18GT 1. 片方の手で SFP+ モジュール部を奥側に押さえながら、もう片方の手で引き抜きタグ を手前に引き、ロックを解除します。 2.
接続 ■ 電源を入れる 1. 付属の電源コード抜け防止金具を取り付ける。 電源コードの不意の脱落を防止するために、付属の電源コー ド抜け防止金具(右のイラストでは「付属の金具」)を電源 コード抜け防止金具取り付け穴(右のイラストでは「本体の 穴」)に取り付けて電源コードを固定します。 • 付属の電源コード抜け防止金具は、付属の電源コード専 用です。 付属の金具を本体の穴に 差し込む。 • 付属の電源コード以外では、コードが破損したり十分に 固定できなかったりする可能性があります。 2. 付属の電源コードを電源インレットに接続し、金具で固定する。 1 金具を持ち上げる。 2 電源コードを接続する。 3 金具を押し下げて固定する。 3. 電源プラグをコンセントに接続する。 POWER インジケーターが緑点滅し、起動完了後に緑点灯します。 注意 POWER インジケーターが橙色で点灯している場合は、本製品内部温度の異常が 発生しています。本製品内部の温度が適正になるように、設置環境を見直して本 製品を正しく設置してください。 4.
初期化 初期化 以下の方法で本製品の設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。 • WebGUI から工場出荷時の状態に戻す(34 ページ) • cold start コマンドで工場出荷時の状態に戻す(35 ページ) • 起動時に (大文字のアイ)キーを入力し工場出荷時の状態に戻す(35 ページ) 注記 工場出荷時の状態へ戻す場合は、以下の点にご注意ください。 ・ 実行した直後にすべての通信が切断されます。 ・ 実行すると、設定内容も工場出荷時の状態に戻ります。必要に応じて、事前に外部メモ リーなどに設定内容を退避してください。外部メモリーにエクスポートする方法につい て詳しくは、SWR2310 シリーズの「技術資料」を参照してください。 ■ WebGUI から工場出荷時の状態に戻す WebGUI から設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。 Yamaha LAN Monitor から WebGUI にログインしてください。 1.「管理」タブ−「保守」−「再起動と初期化」を順に選択する。 「再起動と初期化」画面が表示されます。 2.
初期化 ■ cold start コマンドで工場出荷時の状態に戻す CONSOLE ポートや Telnet、SSH クライアントを使用してコマンドラインから設定 を工場出荷時の状態に戻すことができます。 ここでは、「CONSOLE ポート / 端子に接続したコンピューターからのログイン」 (28 ページ)でログインしたことを前提に説明します。 1. enable を入力し キーを押す。 特権 EXEC モードに変更します。 SWR2310>enable SWR2310# 2. cold start コマンドを入力し キーを押す。 管理パスワードの入力が要求されます。 事前にパスワードを設定している場合は、パスワードを入力します。 工場出荷時の状態およびパスワードを設定していない場合は、入力は不要です。 SWR2310#cold start Password: 3.
資料 資料 ハードウェア仕様 項目 SWR2310-28GT 外形寸法 (W x D x H 単位 : ㎜) 突起物、レッグを含まず 質量(付属品含まず) 電源電圧、周波数 最大消費電力 CONSOLE ポート 330mm (W) x 200mm (D) x 43.5mm (H) 3.9 kg 220mm (W) x 250mm (D) x 40.5mm (H) 2.1 kg 1.7 kg AC100 〜 240V、50/60 Hz 付属の電源コードを使用する場合は、日本国内 AC100V のみ使用可能 25.2 W 19.0 W 11.7 W RS-232C、USB2.0 コネクター RJ-45、USB mini-B(5 ピン) データ転送速度 9600bit/s 規格 IEEE802.3(10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T) 24 16 8 通信モード オートネゴシエーション コネクター RJ-45 極性 ストレート / クロス自動判別またはストレート固定 規格 SFP+ ポート ポート数 IEEE802.
資料 項目 microSD スロット SWR2310-28GT SWR2310-18GT SWR2310-10G 規格 microSD/microSDHC(microSDXC は非対応) ファイル システム FAT/FAT32 POWER、microSD、 STACK ID、 LAN ポート(LINK/ ACT、SPEED)、 SFP+ ポート(LINK/ ACT、SPEED) インジケーター POWER、microSD、 LAN ポート(LINK/ ACT、SPEED)、 SFP+ ポート(LINK/ ACT、SPEED) POWER、microSD、 LAN ポート(LINK/ ACT、SPEED)、 SFP ポート(LINK/ ACT、SPEED) MAC アドレス 本体上面の製品ラベルに表示 電波障害規格 VCCI クラス A 周囲温度 0 〜 50 ℃ 周囲湿度 15 〜 80%(結露しないこと) 周囲温度 − 20 〜 60 ℃ 周囲湿度 10 〜 90%(結露しないこと) 区分名 A 動作環境条件 保管環境条件 エネルギー消 費効率 0.
資料 寸法図 300 2.3 SWR2310-28GT 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 単位:mm 3.2 1 44 47.2 440 200 2.3 SWR2310-18GT 330 3 5 7 9 11 13 15 17 2 4 6 8 10 12 14 16 18 3.2 43.5 46.
資料 250 2.3 SWR2310-10G 220 3 5 7 9 2 4 6 8 10 3 40.5 43.
資料 ソフトウェアライセンス契約 本契約は、お客様とヤマハ株式会社(以下、ヤマハといいます)との間の契約であって、ヤマハネット ワーク製品(以下「本製品」といいます)用ファームウェアおよびこれに関わるプログラム、印刷物、 電子ファイル(以下「本ソフトウェア」といいます)をヤマハがお客様に提供するにあたっての条件を 規定するものです。 「本ソフトウェア」は、「本製品」またはパーソナルコンピュータ等のデバイスで動作させる目的におい てのみ使用することができます。本契約は、ヤマハがお客様に提供した「本ソフトウェア」および本契 約第1条第(1)項の定めに従ってお客様が作成した「本ソフトウェア」の複製物に適用されます。 1.
資料 (3) ヤマハ、ヤマハの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「本ソフトウェ ア」の取扱者および頒布者は、「本ソフトウェア」の使用に起因または関連してお客様と第三者 との間に生じるいかなる紛争についても、一切責任を負わないものとします。 6. (1) 有効期間 本契約は、下記(2)または(3)により終了されるまで有効に存続します。 (2) お客様は、「本製品」またはパーソナルコンピュータ等のデバイスにインストール済みのすべて の「本ソフトウェア」を消去することにより、本契約を終了させることができます。 (3) お客様が本契約のいずれかの条項に違反した場合、本契約は直ちに終了します。 (4) お客様は、上記(3)による本契約の終了後直ちに、「本製品」またはパーソナルコンピュータ 等のデバイスにインストール済みのすべての「本ソフトウェア」を消去するものとします。 (5) 本契約のいかなる条項にかかわらず、本契約第2条から第6条の規定は本契約の終了後も効力を 有するものとします。 7.
索引 索引 C し cold start コマンド .................................34 CONSOLE ポート ....................................27 初期化 ........................................................ 33 す L スタック接続 ............................................. 32 LAN ポート ................................................12 せ M 製品ラベル ................................................. 17 microSD インジケーター ........................12 microSD スロット ...................................12 mini-USB CONSOLE 端子 ............
アフターサービス アフターサービス お問い合わせ窓口 保証と修理について お問い合わせや修理のご依頼は、お買い上げ店、または 次のお問い合わせ窓口までご連絡ください。 保証と修理についての詳細は下記のとおりです。 ●保証書 ●機能や取り扱いに関するお問い合わせ ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター 0570-050-808 ※固定電話は全国市内通話料金でご利用いただけます。 通話料金は音声案内で確認できます。 上記番号でつながらない場合は 03-5488-5447 受付時間 月曜日〜金曜日 11:00 〜 17:00 ( 土曜、日曜、祝日およびセンター指定休日を除く ) オンラインサポート https://jp.yamaha.
保証書 保 証 書 持込修理 品 名 ※品 番 本書は、本書記載内容で無償修理を行う事をお約束するものです。 お買上げの日から左記期間中に故障が発生した場合は、本書をご提示 の上お買上げの販売店に修理をご依頼ください。 ご依頼の際は、購入を証明する書類(レシート、売買契約書、納品書 など)をあわせてご提示ください。 L2スイッチ (詳細は下項をご覧ください) ※シリアル番号 保 証 期 間 本 体 お買上げの日から1ケ年間 ※お買上げ日 年 月 日 ※ 販 店 所在地 売 電 店 お 客 様 話 ( ) ご住所 お名前 電 ご販売店様へ 印 名 話 様 ( ) 株式会社ヤマハミュージックジャパン PA営業部 〒103-0015 東京都中央区日本橋箱崎町41番12号 KDX箱崎ビル TEL. 03-5652-3850 ※印欄は必ずご記入ください。 保証規定 1. 2. 3. 4.