User Manual

[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
L2MS の制御フレームを送受信するか否かを設定する。
no 形式で実行した場合は、L2MS の制御フレームを送受信できるようになる。
[ノート]
本コマンドは、以下のインターフェースには設定できない。
VLAN インターフェース
論理インターフェースに収容されている物理インターフェース
論理インターフェースに収容されている物理インターフェースは、収容先の本コマンドの設定に従って動作する。
なお、物理インターフェースを論理インターフェースに収容する場合に、物理インターフェースの設定は初期値に
戻る。
本コマンドの設定に関わらず、以下のいずれかの条件を満たしている場合は、L2MS の制御フレームが送受信されな
いことがある。
STP またはループ検出機能によってインターフェースが Blocking 状態になっている
switchport trunk native vlan none コマンドが設定されている
論理インターフェースに収容されている
[設定例]
port1.5 L2MS の制御フレームを送受信しないようにする。
SWR2310(config)#interface port1.5
SWR2310(config-if)#l2ms filter enable
4.21.9 L2MS スレーブの管理のリセット
[書式]
l2ms reset
[入力モード]
特権 EXEC モード
[説明]
L2MS マスターが管理している全ての L2MS スレーブを管理下から外して、L2MS スレーブの探索をやり直す。
[ノート]
L2MS がマスターとして動作している場合のみ実行できる。
本コマンドを実行すると、管理されていた L2MS スレーブも自身を L2MS マスターの被管理状態から外す。
本コマンドを実行した後に再び L2MS スレーブを探索するタイミングは、slave-watch interval コマンドで設定した
時間に依存する。
[設定例]
L2MS スレーブの管理をリセットする。
SWR2310#l2ms reset
4.21.10 L2MS の情報の表示
[書式]
show l2ms [detail]
[キーワード]
detail :
詳細情報も表示する
[入力モード]
非特権 EXEC モード、特権 EXEC モード
[説明]
L2MS の動作状態に応じて、以下の情報を表示する。
L2MS がマスターとして動作している場合
管理している L2MS スレーブの数
管理している L2MS スレーブの情報
コマンドリファレンス | 保守・運用機能 | 111