User Manual

SWR2310(config)#sfp-monitor rx-power disable
5.2 リンクアグリゲーション
5.2.1 スタティック論理インターフェースの設定
[書式]
static-channel-group link-id
no static-channel-group
[パラメーター]
link-id : <1-96>
スタティック論理インターフェース番号
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
対象インターフェースを link-id で指定したスタティック論理インターフェースに所属させる。
no 形式で実行した場合は、対象インターフェースをスタティック論理インターフェースから脱退させる。
[ノート]
本コマンドは LAN/SFP ポートにのみ設定可能。
スタティック論理インターフェースが存在しない link-id に対して、LAN/SFP ポートを所属させる場合は、新たにス
タティック論理インターフェースが生成される。
スタティック論理インターフェースから脱退させた結果、所属する LAN/SFP ポートが無くなった場合は、スタティ
ック論理インターフェースが削除される。
1 つのスタティック論理インターフェースに最大 8 つの LAN/SFP ポートを所属させることができる。
既に存在しているスタティック論理インターフェースに対して所属させる場合は、LAN/SFP ポートとスタティック
論理インターフェースで、以下の設定を全て一致させること。設定が異なる場合はエラーとなる。
speed-duplex コマンドの設定
VLAN の設定
QoS のトラストモード設定(デフォルト CoS 値、ポート優先度を含む)
新たにスタティック論理インターフェースが生成される場合は、LAN/SFP ポートの上記設定がスタティック論理イ
ンターフェースの初期設定となる。
LAN/SFP ポートをスタティック論理インターフェースに所属させると、MSTP の設定が初期設定値に戻る。また、
スタティック論理インターフェースから脱退した場合も MSTP の設定が初期設定値に戻る。
1 つの LAN/SFP ポートを複数の論理インターフェースに所属させることは出来ない。no 形式で脱退させてから異
なる論理インターフェースに所属させること。
[設定例]
LAN ポート #1 をスタティック論理インターフェース #5 に所属させる。
SWR2310(config)#interface port1.1
SWR2310(config-if)#static-channel-group 5
5.2.2 スタティック論理インターフェースの状態表示
[書式]
show static-channel-group
[入力モード]
非特権 EXEC モード, 特権 EXEC モード
[説明]
スタティック論理インターフェースの状態を表示する。
存在するスタティック論理インターフェースごとに以下の項目が表示される。
スタティック論理インターフェース名
ロードバランス機能のルール
所属している LAN/SFP ポートのインターフェース名
ロードバランス機能のルールについては、port-channel load-balance コマンドの type パラメーター参照のこと。
コマンドリファレンス | インターフェース制御 | 143