User Manual
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VTY ポート数の確認は、show running-config | include line vty コマンドで行います。
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VTY ポート数の変更は、line vty コマンドで行います。(最大 8 個(ID:0~7))
なお、VTY ポートの設定は、line vty コマンドで対象 VTY ポートを指定した後、ラインモードに移行して行います。
仮想端末ポートは SWR2310 内部で ID 管理しますが、ログインセッションと ID の割り当ては接続タイミングに依存
するため、通常はすべての VTY ポートに対して同じ設定を行ってください。
2.1.3 SSH クライアントからのアクセス
パソコンなどの SSH クライアントを使用して、SWR2310 の SSH サーバーに接続し、操作を行います。SSH を使用
した設定を行うためには、まず、接続環境(IP ネットワーク)の構築を行い、次に、SSH サーバーの設定を行います。
SWR2310 の IP アドレスの設定については、以下のとおりです。
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IPv4 アドレスの初期設定は、VLAN #1 に対して、ip address dhcp を設定しています。
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IPv4 アドレスの変更は、ip address コマンドで行います。
SSH クライアントからアクセスする場合、事前に SWR2310 の以下の設定が必要です。
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ssh-server host key generate コマンドで SSH サーバーのホスト鍵の生成をします。
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ssh-server コマンドで SSH サーバー機能を有効にします。
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username コマンドでユーザー名とパスワードの登録をします。
SWR2310 の SSH サーバー機能については、以下のとおりです。
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SSH サーバーへのアクセスは、VLAN 単位で制御でき、ssh-server interface コマンドで設定できます。
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以下の機能をサポートしていないのでご注意ください
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SSH プロトコルバージョン 1
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パスワード認証以外のユーザー認証 (ホストベース認証、公開鍵認証、チャレンジ・レスポンス認証、GSSAPI 認
証)
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ポートフォワーディング (X11/TCP 転送)
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Gateway Ports (ポート中継)
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空パスワードの許可
また、SSH クライアントが接続する仮想的な通信ポートのことを"仮想端末(VTY: Virual TYpewriter)ポート"といいま
す。SSH クライアントの最大同時接続数は、SWR2310 の VTY ポート数に依存します。SWR2310 の VTY ポートに
ついては、以下のとおりです。
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VTY ポートの初期設定は、8 個の VTY ポート(ID:0~7)が使用可能となっています。
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VTY ポート数の確認は、show running-config | include line vty コマンドで行います。
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VTY ポート数の変更は、line vty コマンドで行います。(最大 8 個(ID:0~7))
なお、VTY ポートの設定は、line vty コマンドで対象 VTY ポートを指定した後、ラインモードに移行して行います。
仮想端末ポートは SWR2310 内部で ID 管理しますが、ログインセッションと ID の割り当ては接続タイミングに依存
するため、通常はすべての VTY ポートに対して同じ設定を行ってください。
2.1.4 コンソールターミナル/VTY の設定
SWR2310 は、コンソールターミナルおよび VTY に対して、以下を設定できます。
1.
無操作と判定するタイムアウト時間
2.
端末画面の 1 ページの表示行数
設定項目 設定内容
無操作と判定するタイムアウト時間
端末でキー入力がない場合にログインセッションを強
制的に切断するまでの時間を設定します。
初期設定では、10 分で強制切断されます。
本設定は、ラインモードの exec-timeout コマンドで設定
し、次のセッションから有効になります。
端末画面の 1 ページの表示行数
端末画面の 1 ページ当たりの行数を指定します。
0~512 行/1 ページ指定可能で、初期設定では、24 行/ペ
ージとなっています。
本状態で表示を行うと、23 行表示後、"--- More---" と表
示され、キー入力待ちとなります。
本設定は、以下の 2 種類があり、上から順番にシステム
18 | コマンドリファレンス | コマンドの使い方