User Manual

セクション 項目 説明
分類条件(match)
Match Access-List
アクセスリスト ID
Match ethertype Ethernet Type
Match vlan VLAN ID
Match vlan-range
Match CoS
CoS
Match IP precedence
TOS 優先度
Match IP DSCP
DSCP
分類条件は、各種別のうち設定されているものが一つだけ表示される。
分類条件は、対応するコマンド(match)が設定されていない場合は表示されない。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
[設定例]
クラスマップ"class1"の情報を表示する。
SWR2310#show class-map class1
Class-Map Name: class1
Match vlan 10
9.2.21 受信フレームに対するポリシーマップの生成
[書式]
policy-map name
no policy-map name
[パラメーター]
name :
ポリシーマップ名 (32 文字以下、大文字小文字を区別する)
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
[説明]
ポリシーマップを生成する。ポリシーマップは、受信フレームに対する以下の処理をトラフィッククラス毎にまと
めたものである。
トラフィック分類
プレマーキング
メータリング
ポリシング
リマーキング
本コマンドで生成したポリシーマップは、service-policy input コマンドによって LAN/SFP ポートおよび論理インタ
ーフェースに適用することができる。 これにより、 ポリシーマップ内の各クラスマップによって受信フレームがト
ラフィッククラスに分類されるようになり、各トラフィックに対してユーザーの指定した QoS 処理が行われるよう
になる。
生成後、その内容を設定するポリシーマップモードに移動する。
no 形式で実行した場合、指定したポリシーマップを削除する。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
指定したポリシーマップが生成済みの場合、前回の設定に対して変更が行なわれる。 ただし、ポリシーマップが
LAN/SFP ポートおよび論理インターフェースに適用済みの場合、編集・削除することはできない。
[設定例]
LAN ポート #1 の受信フレームに対して以下の設定をする。
10.1.0.0 のネットワークからのトラフィックを許可
CIR:48kbps, CBS:12kbyte, EBS:12kbyte で、帯域クラスを分類
270 | コマンドリファレンス | トラフィック制御