User Manual

[パラメーター]
user :
リモートホストにログインする際に使用するユーザー名
host :
リモートホスト名、または、IPv4 アドレス(A.B.C.D)、または、IPv6 アドレス(X:X::X:X)
IPv6 リンクローカルアドレスを指定する場合は、送出インターフェースも指定する必要があ
(fe80::X%vlanN の形式)
port : <1-65535>
使用するポート番号(省略した場合:22
[初期設定]
なし
[入力モード]
特権 EXEC モード
[説明]
指定したホストへ SSH で接続する。
user を省略した場合、ログイン中のユーザー名を使用して SSH サーバーへのアクセスをする。
無名ユーザーでログイン中に user を省略した場合は"root"を使用する。
[ノート]
エスケープ文字はチルダ(~)とする。エスケープ文字は行頭に入力されたときだけ認識される。
行頭からエスケープ文字を2回続けて入力した場合には、エスケープ文字がサーバの入力として使用される。
エスケープ文字に続けてピリオド(.)が入力された場合、強制的に接続を閉じる。
エスケープ文字に続けてクエスチョン(?)が入力された場合、エスケープ入力の一覧が表示される。
[設定例]
IPv4 アドレス 192.168.100.1 のホストに、ユーザー名 uname、ポート番号 12345 SSH 接続する。
SWR2310#ssh uname@192.168.100.1 12345
IPv6 アドレス fe80::2a0:deff:fe11:2233 のホストに、ユーザー名 uname、ポート番号 12345 SSH 接続する。
SWR2310#ssh uname@fe80::2a0:deff:fe11:2233%vlan1 12345
4.18.2 SSH クライアントの有効化
[書式]
ssh-client switch
no ssh-client
[パラメーター]
switch :
SSH クライアントを有効にするか否か
設定値 説明
enable
有効にする
disable
無効にする
[初期設定]
ssh-client disable
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
[説明]
SSH クライアントとして ssh コマンドを使用できるようにする。
no 形式で実行した場合は SSH クライアントを無効にする。
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