User Manual

Table Of Contents
最初にリンクアップしたポート群が全てリンクダウンしたとき、LACP 論理インターフェースもリンクダウンす
る。
[設定例]
異速度リンクアグリゲーションを有効に設定する。
SWR2311P(config)#lacp multi-speed enable
5.2.8 LACP タイムアウトの設定
[書式]
lacp timeout duration
[パラメーター]
duration :
タイムアウトを指定する
duration
説明
short
タイムアウトを 3 秒とする
long
タイムアウトを 90 秒とする
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
LACP タイムアウトを設定する。
[ノート]
本コマンドは LACP 論理インターフェースに所属している LAN/SFP ポートにのみ設定可能。
LACP 論理インターフェースに LAN/SFP ポートを所属させた場合は、当該 LAN/SFP ポートに lacp timeout long が設
定される。
また、LACP 論理インターフェースから脱退させた場合は、当該 LAN/SFP ポートの lacp timeout コマンドの設定が
削除される。
LACP タイムアウトとは、対向機器からの LACP フレームを受信できなかった場合にダウンしたと見なすまでの時
間を表す。
また、LACP タイムアウトの設定は LACP フレームに格納されて対向機器に送られ、受信した対向機器は格納され
LACP タイムアウトの 1/3 の間隔で LACP フレームを送信するようになる。
自身の LACP フレームの送信間隔は、対向機器から送られてくる LACP フレーム内に格納されている LACP タイム
アウトに依存する。
[設定例]
LAN ポート #1 LACP タイムアウトを short に設定する。
SWR2311P(config)#interface port1.1
SWR2311P(config-if)#lacp timeout short
5.2.9 LACP フレームカウンターのクリア
[書式]
clear lacp [link-id] counters
[パラメーター]
link-id : <1-127>
LACP 論理インターフェース番号
[入力モード]
特権 EXEC モード
[説明]
LACP のフレームカウンターをクリアする。
link-id を省略した場合は、存在する全ての LACP 論理インターフェースのフレームカウンターをクリアする。
150 | コマンドリファレンス | インターフェース制御