User Manual

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Yellow : 転送、破棄、リマーキングから選択
Red : 破棄、リマーキングから選択
ただし、リマーキングは、Yellow, Red のどちらか一方のみ指定することができる。
リマーキングの詳細設定は、remark-map コマンド(集約ポリサーモード)で行う。 action "remark"に設定されたの
にかかわらず、その帯域クラスに対するリマーキングの詳細設定がなかった場合、リマーキングは無効となる。こ
の場合、初期設定(Yellow:転送、Red:破棄)が適用される。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
[設定例]
集約ポリサー "AGP-01" を作成する。
CIR:48kbps, PIR:96kbps, CBS:12kbyte, PBS:12kbyte とし、TrTCM によるメータリングを実行
Yellow:DSCP 値を 10 に書き換え、Red:破棄
[集約ポリサーの作成]
SWR2311P(config)#aggregate-police AGP-01
SWR2311P(config-agg-policer)#police twin-rate 48 96 12 12 yellow-action remark red-
action drop
SWR2311P(config-agg-policer)#remark-map yellow ip-dscp 10
SWR2311P(config-agg-policer)#exit
9.2.32 集約ポリサーのリマーキングの設定
[書式]
remark-map color type value
no remark-map
[パラメーター]
color :
リマーキングを行う帯域クラス
設定値 説明
yellow
帯域クラス Yellow のリマーキング設定を行
red
帯域クラス Red のリマーキング設定を行う
type :
リマーキング種別
設定値 説明
cos
CoS リマーキング
ip-precedence
TOS 優先度リマーキング
ip-dscp
DSCP リマーキング
value : <0 - 7>
CoS, TOS 優先度のリマーキング値
: <0 - 63>
DSCP リマーキング値
[入力モード]
集約ポリサーモード
[説明]
集約ポリサーで分類した帯域クラス Yellow, Red に対するリマーキング動作の設定を行う。また、トラストモードに
対応した送信キュー ID テーブルに基づき、送信キューの再割り当てを行う。
リマーキングは、CoS 値、TOS 優先度、DSCP 値のいずれかを選択することができる。
no 形式で実行した場合、リマーキング設定を削除する。
リマーキングを行うためには、本コマンドの設定のほか、police コマンド(集約ポリサーモード)で該当する帯域クラ
スのアクションを"remark"に設定しておく必要がある。
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