User Manual

Table Of Contents
version '3'のときのみ指定できる
[初期設定]
なし
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
[説明]
SNMP 通知メッセージの送信先を設定する。
最大エントリー数は 8 である。
no 形式で実行した場合は、指定送信先ホストの設定を削除する。
[ノート]
IPv6 リンクローカルアドレスで設定している場合、同一アドレスに対し異なる送出インターフェースを指定した設
定を追加すると、 アドレスと送出インターフェースの組み合わせが変更されたとみなし、古い組み合わせの設定が
すべて削除されるので注意すること。 例えば、"fe80::10%vlan1" を指定した設定が複数ある場合に、新たに
"fe80::10%vlan2" の設定を追加すると、"fe80::10%vlan1" の設定はすべて削除され、 追加した "fe80::10%vlan2" の設
定のみが残ることになる。
[設定例]
SNMPv1 を使用し、トラップの送信先を 192.168.100.11 に設定する。トラップのコミュニティー名を snmptrapname
に指定する。
SWR2311P(config)#snmp-server host 192.168.100.11 traps version 1 snmptrapname
SNMPv2c を使用し、通知メッセージの送信先を 192.168.100.12 に設定する。通知タイプを informs通知先のコミュ
ニティー名を snmpinformsname に指定する。
SWR2311P(config)#snmp-server host 192.168.100.12 informs version 2c snmpinformsname
SNMPv3 を使用し、通知メッセージの送信先を 192.168.10.13 に設定する。通知タイプを traps送信する時のセキュ
リティーレベルを priv に、ユーザー名を admin1 に指定する。
SWR2311P(config)#snmp-server host 192.168.10.13 traps version 3 priv admin1
4.10.2 送信する通知メッセージタイプの設定
[書式]
snmp-server enable trap trap_type [trap_type]
no snmp-server enable trap
[パラメーター]
trap_type :
トラップの種類
設定値 説明
coldstart
電源 OFF/ON、ファームウェア更新時
warmstart
reload コマンド実行時
linkdown
リンクダウン時
linkup
リンクアップ時
authentication
認証失敗時
l2ms
L2MS のスレーブ検出/喪失時
errdisable
ErrorDisable 検出/解除時
rmon
RMON イベント実行時
termmonitor
端末監視検知時
コマンドリファレンス | 保守・運用機能 | 57