User Manual

Table Of Contents
アラームの最初の判定で使用するしきい値(alarmStartupAlarm)
設定値 説明
1
上限しきい値のみ使用する(risingAlarm)
2
下限しきい値のみ使用する(fallingAlarm)
3
上限しきい値、下限しきい値の両方を使用す
(risingOrFallingAlarm)
(省略した場合 : 3)
owner :
アラームグループのオーナー名(alarmOwner)
127 文字以内
(省略した場合 : RMON_SNMP)
[初期設定]
なし
[入力モード]
グローバルコンフィグレーションモード
[説明]
RMON のアラームグループの設定を有効にする。
variable には、RMON のアラームグループの監視対象 MIB オブジェクトを設定する。variable は、etherStatsEntry(.
1.3.6.1.2.1.16.1.1.1) MIB オブジェクトのうち、カウンタ型を持つ MIB オブジェクトのみ指定可能。以下の 3 つの
形式で指定が可能。
etherStatsEntry.X.Y
(etherStatsEntry 下の OID ).Y
.1.3.6.1.2.1.16.1.1.1.X.Y
例えば、etherStatsPkts.1(.1.3.6.1.2.1.16.1.1.1.5.1)を設定する場合、以下のいずれの形式でも設定可能。
形式 説明
etherStatsEntry.X.Y etherStatsEntry.5.1
(etherStatsEntry 下の OID ).Y
etherStatsPkts.1
.1.3.6.1.2.1.16.1.1.1.X.Y .1.3.6.1.2.1.16.1.1.1.5.1
rising_threshold または、falling_threshold のどちらかのみを設定する形式を使用可能。この場合、設定が省略されて
いるパラメータには、以下の値が設定される。
rising_threshold のみ使用
falling_threshold : rising_threshold と同じ値
falling_event_index : rising_event_index と同じ値
startup : 1(上限しきい値のみ使用する)
falling_threshold のみ使用
rising_threshold : falling_threshold と同じ値
rising_event_index : falling_event_index と同じ値
startup : 2(下限しきい値のみ使用する)
本コマンドを設定した場合、RMON MIB alarmTable が取得できるようになる。
no 形式で実行した場合は、設定値を削除する。
[ノート]
RMON 機能でアラームグループの設定を有効にするためには、本コマンドに加えて、システム全体でも RMON 機能
を有効にする必要がある。
variable に指定する MIB オブジェクトは、イーサネット統計情報グループの MIB オブジェクトである。対象のイン
デックスを持つイーサネット統計情報グループが作成されていない場合、本コマンドはエラーとなる。
イーサネット統計情報グループは、rmon statistics コマンドにて作成可能。本コマンドで使用しているイーサネット
統計情報グループが削除された場合、本コマンドも削除される。
イベントのインデックスは、rmon event コマンドで設定したインデックスを指定する。本コマンドで使用している
イベントグループが削除された場合、本コマンドも削除される。
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