User Manual

[説明]
L2MS 機能を使用する際の役割を設定する。
no 形式で実行した場合は slave として動作する。
[ノート]
同一ネットワーク内に L2MS マスターに設定された SWR シリーズが複数存在した場合、 L2MS 機能が正常に動作し
ません。
同一ネットワークには、L2MS マスターとなる機器が 1 台となるようにしてください。
[設定例]
L2MS 機能をマスターとして使用する。
SWR2311P(config)#l2ms configuration
SWR2311P(config-l2ms)#l2ms enable
SWR2311P(config-l2ms)#l2ms role master
4.21.4 L2MS スレーブの監視時間間隔の設定
[書式]
slave-watch interval time
no slave-watch interval
[パラメーター]
time : <2-10>
監視時間間隔()
[初期設定]
slave-watch interval 3
[入力モード]
L2MS モード
[説明]
L2MS のスレーブを探索するフレームの送信時間間隔を設定する。
no 形式で実行した場合は初期設定に戻る。
time を大きな値に設定した場合、
探索フレームの送信頻度は減るが、L2MS のスレーブを接続してから L2MS マスタ
ーが認識するまでの時間が長くなる。
time を小さな値に設定した場合はその逆となり、探索フレームの送信頻度は
増えるが、L2MS のスレーブを接続してから L2MS マスターが認識するまでの時間が短くなる。
[ノート]
L2MS のスレーブの監視は L2MS がマスターとして動作している場合のみ行う。
[設定例]
監視時間間隔を 5 秒に設定する。
SWR2311P(config)#l2ms configuration
SWR2311P(config-l2ms)#l2ms enable
SWR2311P(config-l2ms)#l2ms role master
SWR2311P(config-l2ms)#slave-watch interval 5
4.21.5 L2MS スレーブのダウン検出を判断する回数の設定
[書式]
slave-watch down-count count
no slave-watch down-count
[パラメーター]
count : <2-10>
ダウンと判断する回数
[初期設定]
slave-watch down-count 3
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