User Manual

LACP 論理インターフェースに LAN/SFP ポートを所属させた場合は、当該 LAN/SFP ポートに lacp timeout long が設
定される。
また、
LACP 論理インターフェースから脱退させた場合は、当該 LAN/SFP ポートの lacp timeout コマンドの設定が
削除される。
LACP タイムアウトとは、対向機器からの LACP フレームを受信できなかった場合にダウンしたと見なすまでの時
間を表す。
また、LACP タイムアウトの設定は LACP フレームに格納されて対向機器に送られ、受信した対向機器は格納され
LACP タイムアウトの 1/3 の間隔で LACP フレームを送信するようになる。
自身の LACP フレームの送信間隔は、対向機器から送られてくる LACP フレーム内に格納されている LACP タイム
アウトに依存する。
[設定例]
LAN ポート #1 LACP タイムアウトを short に設定する。
SWR2311P(config)#interface port1.1
SWR2311P(config-if)#lacp timeout short
5.2.8 LACP フレームカウンターのクリア
[書式]
clear lacp [
link-id] counters
[パラメーター]
link-id : <1-127>
LACP 論理インターフェース番号
[入力モード]
特権 EXEC モード
[説明]
LACP のフレームカウンターをクリアする。
link-id を省略した場合は、存在する全ての LACP 論理インターフェースのフレームカウンターをクリアする。
[設定例]
全ての LACP 論理インターフェースのフレームカウンターをクリアする。
SWR2311P#clear lacp counters
5.2.9 LACP フレームカウンターの表示
[書式]
show lacp-counter [link-id]
[パラメーター]
link-id : <1-127>
LACP 論理インターフェース番号
[入力モード]
非特権 EXEC モード, 特権 EXEC モード
[説明]
LACP のフレームカウンターを表示する。
link-id を省略した場合は、存在する全ての LACP 論理インターフェースのフレームカウンターを表示する。
所属している LAN/SFP ポートごとに、以下の項目が表示される。
送受信された LACP フレーム
送受信された Marker プロトコルフレーム
送受信されたエラーフレーム
[設定例]
全ての LACP 論理インターフェースのフレームカウンターを表示する。
SWR2311P#show lacp-counter
% Traffic statistics
142 | コマンドリファレンス | インターフェース制御