User Manual

IPv6 アドレスは ipv6 enable コマンドが設定されている VLAN インターフェースに設定することができる。
1 つの VLAN インターフェースにグローバルアドレスとリンクローカルアドレスを 1 つずつ設定できる。
ipv6 address autoconfig コマンドが設定されている状態で、本コマンドを設定した場合は、ipv6 address autoconfig
マンドの設定は自動的に削除される。
no 形式で実行した場合は、指定した IPv6 アドレスを削除する。
[ノート]
複数のインターフェースに同一サブネットの IPv6 アドレスを割り当てることはできない。
[設定例]
VLAN #1 IPv6 アドレスとして 2001:db8:1::2 を設定する。
SWR2311P(config)#interface vlan1
SWR2311P(config-if)#ipv6 address 2001:db8:1::2/64
7.6.3 IPv6 アドレスの RA 設定
[書式]
ipv6 address autoconfig
no ipv6 address
[初期設定]
なし
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
RA を使用して、VLAN インターフェースに IPv6 アドレスを設定する。
RA ipv6 enable コマンドが設定されている VLAN インターフェースに設定することができる。
ipv6 address ipv6_address/prefix_len コマンドが設定されている状態で、本コマンドを設定した場合は、ipv6 address
ipv6_address/prefix_len コマンドの設定は自動的に削除される。
no 形式で実行した場合は、
RA の設定を削除する。
[ノート]
[設定例]
VLAN #1 に、RA を使用して IPv6 アドレスを設定する。
SWR2311P(config)#interface vlan1
SWR2311P(config-if)#ipv6 address autoconfig
7.6.4 IPv6 アドレスの表示
[書式]
show ipv6 interface [interface] brief
[パラメーター]
interface :
VLAN インターフェース名
表示するインターフェース
[入力モード]
非特権 EXEC モード、特権 EXEC モード
[説明]
インターフェース毎の IPv6 アドレスを表示する。
IPv6 アドレス
IPv6 アドレスが設定されていない場合は "unassigned" となる。
物理層の状態
データリンク層の状態
インターフェースを指定した場合はそのインターフェースの情報を、
省略した場合は IPv6 アドレスが設定された全
てのインターフェースの情報を表示する。
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