User Manual

[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
マルチキャストルーターが接続されている LAN/SFP ポートを静的に設定する。
no 形式で実行すると、設定を破棄する。
[ノート]
本コマンドは VLAN インターフェースにのみ設定できる。また、MLD スヌーピングが有効な場合のみ設定できる。
設定した LAN/SFP ポートには、マルチキャストルーターが接続されていること。レシーバーから MLD レポートを
受信すると、設定した LAN/SFP ポートに転送する。
[設定例]
マルチキャストルーターの接続先として LAN ポート #8 を設定する。
SWR2311P#configure terminal
SWR2311P(config)#interface vlan2
SWR2311P(config-if)#ipv6 mld snooping mrouter interface port1.8
マルチキャストルーターの接続先から LAN ポート #8 を外す。
SWR2311P#configure terminal
SWR2311P(config)#interface vlan2
SWR2311P(config-if)#no ipv6 mld snooping mrouter interface port1.8
8.3.4 クエリー送信機能の設定
[書式]
ipv6 mld snooping querier
no ipv6 mld snooping querier
[初期設定]
なし
[入力モード]
インターフェースモード
[説明]
MLD クエリー送信機能を有効にする。
no 形式で実行すると、MLD クエリー送信機能を無効にする。
[ノート]
本コマンドは VLAN インターフェースにのみ設定できる。また、MLD スヌーピングが有効な場合のみ設定できる。
本機能を使用する場合は必ず ipv6 enable コマンドをいずれかの VLAN インターフェースに設定すること。 ipv6
enable コマンドが設定されていない場合、MLD クエリーは送信されないので注意すること。
[設定例]
VLAN #2 MLD クエリー送信機能を有効にする。
SWR2311P#configure terminal
SWR2311P(config)#interface vlan2
SWR2311P(config-if)#ipv6 mld snooping querier
VLAN #2 MLD クエリー送信機能を無効にする。
SWR2311P#configure terminal
SWR2311P(config)#interface vlan2
SWR2311P(config-if)#no ipv6 mld snooping querier
8.3.5 MLD クエリー送信間隔の設定
[書式]
ipv6 mld snooping query-interval interval
no ipv6 mld snooping query-interval
[パラメーター]
interval : <20-18000>
238 | コマンドリファレンス | IP マルチキャスト制御