User Manual

[設定例]
LAN ポート #1 の受信フレームに対して以下の設定をする。
10.1.0.0 のネットワークからのトラフィックを許可
CIR:48kbps, CBS:12kbyte, EBS:12kbyte で、帯域クラスを分類
Green:転送、Yellow:DSCP 値を 10 に書き換え、Red:破棄
[トラフィッククラスの定義]
SWR2311P(config)#access-list 1 permit any 10.1.0.0 0.0.255.255 any
SWR2311P(config)#class-map class1
SWR2311P(config-cmap)#match access-list 1
SWR2311P(config-cmap)#exit
[ポリシーの設定]
SWR2311P(config)#policy-map policy1
SWR2311P(config-pmap)#class class1
SWR2311P(config-pmap-c)#police 48 12 12 yellow-action remark red-action drop
SWR2311P(config-pmap-c)#remark-map yellow ip-dscp 10
SWR2311P(config-pmap-c)#exit
SWR2311P(config-pmap)#exit
SWR2311P(config)#interface port1.1
SWR2311P(config-if)#service-policy input policy1
9.2.13 トラフィック分類条件の設定(access-list)
[書式]
match access-list acl-id
no match access-list acl-id
[パラメーター]
acl-id : <1 - 2000>
IPv4 アクセスリスト ID
: <2001 - 3000>
MAC アクセスリスト ID
: <3001 - 4000>
IPv6 アクセスリスト ID
[入力モード]
クラスマップモード
[説明]
トラフィッククラスの分類条件にアクセスリストを使用する。
受信フレームがアクセスリストの条件に一致した場合、アクセスリストのアクションがトラフィッククラスのアク
ション(permit, deny)となる。
no 形式で実行した場合、アクセスリストによる条件設定を削除する。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
トラフィック分類でアクセスリストに設定できる条件は最大 39 件までとなる。
[設定例]
クラスマップ"class1"の分類条件にアクセスリスト #1 を設定する。
SWR2311P(config)#class-map class1
SWR2311P(config-cmap)#match access-list 1
9.2.14 トラフィック分類条件の設定(CoS)
[書式]
match cos cos-list
no match cos
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