User Manual

[設定例]
LAN ポート #1 のメータリング統計情報をクリアする。
SWR2311P#clear qos metering-counter port1.1
9.2.37 送信キューの指定(CoS-Queue)
[書式]
set cos-queue value
no set cos-queue
[パラメーター]
value : <0 - 7>
送信キュー ID に対応した CoS
[入力モード]
ポリシーマップ・クラスモード
[説明]
分類したトラフィッククラスに送信キューを割り当てる。
送信キューの指定には CoS 値を使用し、
CoS-送信キュー ID 変換テーブル」に基づいた送信キューが割り当てられ
る。
no 形式で実行した場合、トラフィッククラスに対する送信キューの指定を無効にする。
[ノート]
本コマンドを実行するには、QoS を有効にしておくこと。
送信キュー指定は、プレマーキングと併用することはできない。
CoS による送信キューの指定は、CoS トラストモード専用となる。ポリシーマップに、本コマンドを含むクラスマ
ップが一つでも含まれる場合、そのポリシーマップは CoS トラストモード以外のポートには適用できない。
[設定例]
LAN ポート #1 の受信フレームに対して以下の設定をする
10.1.0.0 のネットワークからのトラフィックを許可
分類したトラフィッククラスは送信キュー 3(CoS:3)に変更する
[トラフィッククラスの定義]
SWR2311P(config)#access-list 1 permit any 10.1.0.0 0.0.255.255 any
SWR2311P(config)#class-map class1
SWR2311P(config-cmap)#match access-list 1
SWR2311P(config-cmap)#exit
[ポリシーの設定]
SWR2311P(config)#policy-map policy1
SWR2311P(config-pmap)#class class1
SWR2311P(config-pmap-c)#set cos-queue 3
SWR2311P(config-pmap-c)#exit
SWR2311P(config-pmap)#exit
SWR2311P(config)#interface port1.1
SWR2311P(config-if)#service-policy input policy1
9.2.38 送信キューの指定(DSCP-Queue)
[書式]
set ip-dscp-queue value
no set ip-dscp-queue
[パラメーター]
value : <0 - 63>
送信キュー ID に対応した DSCP
[入力モード]
ポリシーマップ・クラスモード
コマンドリファレンス | トラフィック制御 | 281