DIGITAL MIXING CONSOLE TF StageMix V4.
はじめに はじめに このたびは、ヤマハデジタルミキシングコンソール TF シリーズ用 iPad アプリケーション「TF StageMix」 (以下 StageMix)をダウンロードい ただきありがとうございます。StageMix は TF シリーズのパラメーターをワイヤレスコントロールする iPad アプリケーションです。 StageMix を使用すれば、 ミキシングエンジニアはステージ上で演奏者のポジションなど、TF シリーズから離れたところで直接 TF シリーズの ミキシングパラメーターを操作できるようになります。iPad ならではのシンプルかつ直感的な操作性によってセットアップの時間が短縮され、 TF シリーズのライブサウンドセッティングがさらに快適なものとなります。 TF シリーズの最新ファームウェアは、下記の URL からダウンロードできます。 http://www.yamahaproaudio.
目次 目次 はじめに .............................................................................................................................. 2 ご注意 ....................................................................................................................................................................................... 2 ソフトウェアの動作環境 ........................................................................................................ 4 Wi-Fi の設定 ..................................................
ソフトウェアの動作環境 ソフトウェアの動作環境 ・ アップル社 iPad4 以降 ・ 対応 iOS : iOS 10 以降 ・ ヤマハデジタルミキシングコンソール TF シリーズ V4.0 以降 ・ Wi-Fi アクセスポイント(802.11n/5GHz 推奨、ただし 802.11g/2.
Wi-Fi の設定 Wi-Fi の設定 各機器の取扱説明書に従って、Wi-Fi アクセスポイントを設定してください。特別な設定は必要ありませんが、外部からネットワークへの侵入を 防ぐために WPA のようなセキュリティをかけていただくことをおすすめします。 以下の設定を参考にしてください。 1. Wi-Fi ネットワーク上で名前を設定します(これが「SSID」となります)。 2. セキュリティモード(例:WPA)とパスワードを設定します。 3. ワイヤレスモードを選択します(802.11g または n)。 4. 「n」の場合、ワイヤレスバンドを選択します(2.4 または 5GHz)。 5. 可能であれば「Auto Channel Selection」を有効にします。 干渉が最小限におさえられたワイヤレスチャンネルが選択されます。 iPad と Wi-Fi アクセスポイント間をより高速で通信するために、802.
準備 準備 TF シリーズネットワークの設定 1. CAT5 ケーブルを使って TF シリーズのネットワークポートと Wi-Fi アクセスポイントを接続します。 AUTO-MDIX 機能のない古いアクセスポイントに接続するときは、 クロスケーブルが必要になります。最近の機器の多くは AUTO-MDIX 機能をサポートしていますので、その場合はストレートケーブル、クロスケーブルいずれも使用できます。 2. イーサネットケーブルが Wi-Fi 機器の LAN ポートに接続されていることを確認してください。 (WAN ポートには接続しないでください) iPad の Wi-Fi 設定 DHCP または固定 IP アドレスを使って、iPad の設定を行ないます。 DHCP を使う場合 DHCP (ダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル)とは、サーバーが機器に IP アドレスを自動的に割り当てるネットワークプロ トコルのことです。以下の手順に従って、DHCP を使った iPad の設定を行なってください。 手順 1. iPad で設定メニューを開きます。 2.
準備 固定 IP アドレスを使う場合 手順 1. iPad で設定メニューを開きます。 2. Wi-Fi を選択し、次に正しいネットワークを選択します。 3. 現在選択されているネットワークの右側にある青いマークを押し、IP アドレスを編集するための画面を表示させます。 4. [ 静的 ( ] Static)を選択します。 5. IP Address:TF シリーズの IP アドレスの第 4 オクテットのみを変えた IP アドレスを入力します。 (例: TF シリーズの IP アドレスが 「192.168.0.128」 の場合、iPad には「192.168.0.127」のように入力します。) 6. Subnet Mask(サブネットマスク):「255.255.255.0」を入力します。 7. Router(ルーター): Wi-Fi アクセスポイントの IP アドレスを入力します。 通常、Wi-Fi 機器本体底面または取扱説明書に印刷されています。 8. DNS: Wi-Fi アクセスポイントの IP アドレスを入力します。 (手順 7. と同様) 9.
準備 StageMix の設定 TF StageMix を起動します。 SELECT MIXER 画面が表示されます。この画面では以下のようなことができます。 ・ OFFLINE DEMO モードに入り、TF StageMix の機能やユーザーインターフェースを試すことができます。 ・ ネットワーク内にある TF シリーズ本体を選択し、StageMix を開始します。 オフラインデモモード SELECT MIXER 画面で [OFFLINE] ボタンを押すことで、TF シリーズと StageMix が接続されていない (オフライン)状態でも、アプリケー ションの使い方を確認できます。ただし、このモードではレベルメーターや多くのシーンメモリー機能は動作しません。 ミキサーの選択と動作の開始 お使いの iPad が TF シリーズ本体と連動するように設定されたら、リストからミキサーを選択して [CONNECT] ボタンを押します。 TF シリーズ本体に接続されている TF Editor や TF StageMix がすでに最大数(合計 3 台) に達している場合は、IP Address の左横に禁止 マー
各部の名称と機能 各部の名称と機能 HOME 画面 StageMix のメイン画面です。起動時はこの画面が表示されます。 TOOLBAR エリアにある [HOME] ボタンをタップしたときも、この画面に戻ります。 METER エリア 詳細表示エリア 概要ストリップエリア TOOLBAR エリア METER エリア インプットレベル、アウトプットレベル、フェーダーレベルのほか、SENDS ON FADER モードのときはセンドレベルを一覧表示します。 ձ ղ ճ մ 1 ONLINE ボタン タップすると、SELECT MIXER 画面(→ P.10) が表示されます。 オンラインのときは、ボタンの下に接続されている TF シリーズ本体の UNIT NAME が表示されます。 オフラインのときは、 「OFFLINE」と表示されます。 2 UTILITY ボタン タップすると UTILITY 画面 (→ P.11)が表示されます。 3 SETUP ボタン タップすると SETUP 画面 (→ P.
各部の名称と機能 SELECT MIXER 画面 ձ ղ մ ճ 1 ネットワーク切り替えボタン TF シリーズとの接続に使用するネットワークを Wireless(無線) と Wired (有線)とで切り替えます。 有線で接続する場合は、 Lightning - USB 3 カメラアダプター (または USB-C - USB アダプター) と USB Ethernet アダプターが必要 です。 Wireless と Wired の切り替えは、オフラインの状態で行ないます。オンラインのときは変更できません。 2 デバイスリスト ネットワーク上に見つかった TF シリーズ本体の UNIT NAME をリストで表示します。 接続したい TF シリーズ本体の UNIT NAME をタップして選択するとハイライト表示になります。 すべての TF シリーズ本体を表示しきれない場合は、上下にスワイプしてリストをスクロールすると表示されていない TF シリーズ本体の UNIT NAME が表示されます。 TF シリーズ本体に接続されている TF Editor や TF StageMix がすでに最大数(合計 3
各部の名称と機能 UTILITY 画面 ձ ղ ճ մ 1 MUTE Master ボタン 各ミュートグループのマスターボタンです。 オンのときは赤色で点灯します。 1 INPUT はインプットチャンネルを一括でミュートします。 2 FX は FX モジュールを一括でミュートします。 AUX9/10 〜 AUX19/20 チャンネルのインサーションエフェクトはバイパスされま す。 3 〜 6 は該当ミュートグループにアサインされたチャンネルを一括でミュートします。グループアサインの設定は TF シリーズ本体で行 ないます。 3 〜 5 のボタンのラベルは TF シリーズ本体で設定したミュートグループ名になります。 2 Custom Fader ボタン タップすると、CUSTOM FADER BANK 画面が表示されます。 (→ P.12) 3 User Defined Buttons ボタン タップすると、USER DEFINED BUTTONS 画面が表示されます。( → P.13) 4 Recorder ボタン タップすると、RECORDER 画面が表示されます。 ( → P.
各部の名称と機能 CUSTOM FADER BANK 画面 ղ ձ 1 フェーダーボタン チャンネルを割り当てるフェーダーを選択します。 2 チャンネルボタン 1 で選択したフェーダーに割り当てるチャンネルを選択します。 すでに選択されているチャンネルをタップすると、 割り当てを解除します。None を選択すると、割り当てなしになります。 ROLL OUT を選択すると、HOME 画面で DCA を選択したときに、 選択した DCA に属しているチャンネルが登録順に表示されます。 HOME 画面で DCA 以外を選択したときは、 ROLL OUT の表示は最後に選択した DCA に属しているチャンネルが表示されたままにな ります。 複数のフェーダーにまとめて ROLL OUT を割り当てできます。たとえばフェーダー1 に ROLL OUT が割り当てられている状態で フェーダー5 に ROLL OUT を割り当てると、間のフェーダー2 〜 4 にも ROLL OUT が自動的に割り当てられます。このとき、フェー ダー2 〜 4 にすでに別の機能が割り当てられていた場合は、ROLL OUT を割り当て
各部の名称と機能 USER DEFINED BUTTONS 画面 StageMix の User Defined Buttons を設定する画面です。 ձ 1 BUTTONS 設定ボタン タップすると、USER DEFINED BUTTONS に割り当てる機能を選択する画面(機能選択画面) を表示します。 機能選択画面 Label 設定テキストボックスをタップすると、 ラベル名をキーボードで直接入力できます。 半角英数字で 6 文字までです。空欄にすること もできます。 Function の機能を選択すると、Parameter1 の選択候補を表示し、 Parameter1 の機能を選択すると、Parameter2 の選択候補を表示 します。選択した機能に続く機能の選択候補がない場合は、Parameter1 または Parameter2 の選択候補を表示しません。 USER DEFINED BUTTONS に割り当てできる機能 Fuction No Assign Automixer CH ON CH Select CUE Parameter1 - Parameter2 - 機能説明 機能の割り当てな
各部の名称と機能 Fuction Monitor Mute Master Oscillator Page Change Parameter1 モニターアウトの ON/OFF Source Select STEREO, SUB, ST IN1〜2, USB 33/34, Playback Parameter2 で設定したモニターソースを選択 MUTE MUTE MUTE MUTE MUTE MUTE - Parameter1 で設定した対象のミュートグループの一括 ON/OFF Oscillator ON - オシレーターの ON/OFF Specific CH AUX1〜20, STEREO L, STEREO R, SUB Parameter2 で選択したチャンネルへのオシレーターアサインの ON/ OFF Bookmark - 2 秒以上の長押しで表示中の画面をブックマークに保存する。2 秒未満 の場合は保存してあった画面を呼び出す。 1 (INPUT), 2 (FX), GROUP 3, GROUP 4, GROUP 5, GROUP 6 Transport
各部の名称と機能 RECORDER 画面 本体の Recorder を操作する画面です。 ձ յ ղ ճ ս մ վ ն շ ո չ պ ջ ռ 1 ディレクトリー移動ボタン カレントディレクトリーを 1 階層上に移動します。 2 カレントディレクトリー情報 USB ストレージデバイスのカレントディレクトリーのパスを表示します。 3 録音レベルメーター 録音レベルを表示します。 4 録音レベルスライダー 録音レベルを設定します。 5 曲名リスト カレントディレクトリー内の曲ファイルとサブディレクトリーを表示します。 サブディレクトリーをタップすると、 ディレクトリーを移動できます。 リストの項目名をタップすると、タップした項目の内容でソートします。 曲ファイル名をタップすると選択できます。 選択している曲のチェックボックス以外をタップすると、 再生 / 一時停止をします。 チェックボックスをタップしてチェックすると、全曲再生時、 再生の対象のファイルになります。 File Name 欄にはファイル名を表示します。 Artist 欄にはアーティスト情報が (MP3 ファイルのみ
各部の名称と機能 8 PREVIOUS ボタン タップすると、曲の先頭または前曲の先頭に再生位置を移動します。 9 停止ボタン 録音 / 再生を停止します。 0 再生 / 一時停止ボタン 曲の再生 / 一時停止をします。 A NEXT ボタン 次曲の先頭に再生位置を移動します。 B 録音ボタン 録音待機状態にします。 C 再生レベルメーター 再生レベルを表示します。 D 再生レベルスライダー 再生レベルを設定します。 - 16 - TF StageMix ユーザーガイド
各部の名称と機能 SETUP 画面 アプリケーション全体の設定を行ないます。 PREFERENCE、 LICENSE、ABOUT の各画面が用意されています。 画面下の画面名をタップすると、それぞれの画面が表示されます。 PREFERENCE 画面 ձ ղ ճ մ յ ն շ ռ ս վ տ ր ց ւ ո չ պ ջ GENERAL エリア 1 Fader/Pan Delay フェーダーやパンのノブをタップしてから実際に動かせるようになるまでの時間を設定します。 フェーダーやパンの値が意図せず動いてしまうのを防ぎます。 設定範囲:0.00 〜 0.50sec (0.
各部の名称と機能 A INPUT Select オンにすると、INPUT 画面で入力ソースを変更したときに確認メッセージを表示します。 CH SELECT エリア B StageMix Follows Console オンにすると、TF シリーズ本体のチャンネル選択に StageMix のチャンネル選択が追従します。 C Console Follows StageMix オンにすると、StageMix のチャンネル選択に TF シリーズ本体のチャンネル選択が追従します。 METERS エリア D Input Meter Point 入力レベルを計測するポイントを選択します。 Pre HPF: ヘッドアンプの直後(HPF の直前) Pre Fader:フェーダーの直前 Post On: [ON]キーの直後 E Output Meter Point 出力レベルを計測するポイントを選択します。 Pre EQ: EQ の直前 Pre Fader:フェーダーの直前 Post On: [ON]キーの直後 RTA エリア F Peak Hold Mode RTA で表示するピークホールドのタイプを選択します
各部の名称と機能 ABOUT 画面 アプリケーションのバージョン情報と、接続している TF シリーズ本体のバージョン情報を表示します。 - 19 - TF StageMix ユーザーガイド
各部の名称と機能 詳細表示エリア 詳細表示エリアには、8 チャンネル分のストリップが表示されます。チャンネルの操作子以外の場所を左右にスワイプすると、表示されていない チャンネルを表示できます。 Processing エリア Fader エリア CH Name エリア - 20 - TF StageMix ユーザーガイド
各部の名称と機能 Processing エリア 各チャンネルの EQ、 INPUT、 GATE、 COMP、 SEND TO、 GEQ、 SEND PAN (SENDS ON FADER モード時)、 DELAY、 FX の設定を表示します。 チャンネルタイプによって表示される内容が変わります。タップすると、 内容に応じた設定画面が表示されます。 (Send Pan には設定画面があ りませんが、アイコン上で指をスライドして値を変更できます。) このエリアを左右にスワイプすると、表示する内容を切り替えできます。 詳細表示エリアに表示されているチャンネルの表示がまとめて切り替 わります。 表示する内容とチャンネルは次のとおりです。 CH1-32 CH33-40 STIN 1L-2R FX 1L-2R DCA1-8 STEREO AUX1-8 AUX9/1019/20 SUB MON MATRIX Input ‒ ‒ ‒ ‒ ‒ ‒ ‒ ‒ EQ ‒ ‒ Gate ‒ ‒ ‒ ‒
各部の名称と機能 3 フェーダー フェーダーのノブを上下にドラッグしてフェーダーレベルを調節します。 ノミナル値 (0dB) で一度止まり、さらにドラッグすると継続してフェーダー値を変更できます。 左右にドラッグしてから上下にドラッグすると、細かい分解能で調節できます。 複数のフェーダーを同時に操作できます。 NOTE ・ PREFERENCE 画面(→ P.17)で Fader/Pan Delay の設定をしている場合、フェーダーを操作できる状態になるとフェーダー値が水 色で表示されます。 ・ PREFERENCE 画面(→ P.
各部の名称と機能 SENDS ON FADER モード時に、選択しているチャンネルを長押しすると、長押ししたチャンネルへのセンドレベルをコピー/ ペーストするた めのポップアップメニューが表示されます。 FX チャンネルを選択して SENDS ON FADER モードに入ったときは、何も表示されません。 送り先に選択しているチャンネルへのセンドレベルをコピーして他のチャンネルにペーストする 1. センドレベルをコピーしたい送り先のチャンネルをタップする SENDS ON FADER モードに切り替わります。 2. センドレベルをコピーしたい送り先のチャンネルを長押しする 長押ししたチャンネルへのセンドレベルをコピー/ ペーストするためのポップアップメニューが表示されます。 3. 「Copy」をタップする 4. コピー先のチャンネルを長押しする 長押ししたチャンネルへのセンドレベルをコピー/ ペーストするためのポップアップメニューが表示されます。 5.
各部の名称と機能 SENDS ON FADER 画面 フェーダーで各チャンネルのセンドレベルを調節する画面です。 SENDS ON FADER モードのときは、詳細表示エリアの表示が変わります。 ただし、送り先がないチャンネルの表示は変わりません。 ձ ղ ճ մ յ ն 1 SEND PAN スライダー 送り先として選択したチャンネルがステレオのときに表示されます。センド PAN を調節します。送り先が FX、SUB のときは表示されま せん。 2 SEND ON ボタン 送り先に選択したチャンネルへの SEND のオン / オフを切り替えます。オンのときは点灯します。 3 SEND レベル値 現在の SEND レベル値を表示します。数値をタップすると上下矢印ボタンが表示され、 値の増減ができます。 4 フェーダー 送り先に選択したチャンネルへの SEND レベルを調整します。 5 PRE ボタン 送り先として選択したチャンネルに送る信号をフェーダーの前後のどちらに送るかを選択します。 オンのときは点灯します。 オン:フェーダーの前 オフ:フェーダーの後 送り先が SUB、 MATRIX
各部の名称と機能 TOOLBAR エリア 選択しているシーンの表示や、詳細画面に表示する画面の選択、メニューが用意されています。 シーンエリア ツールボタン メニューボタン シーンエリア 選択しているシーン名を表示します。 タップすると SCENE 画面(→ P.27) が表示されます。 シーンをリコールしたあとパラメーターを変更すると E マークが表示されます。 プロテクトがかかったシーンを選択しているときは、鍵マークが表示されます。 現在展開されているシーンと異なるシーンが選択されているときは、 シーン番号が点滅します。 ツールボタン 各ボタンをタップして、詳細表示エリアに表示する画面を切り替えます。 表示中のボタンが点灯します。 選択しているチャンネルによって、 表示されるボタンは変わります。 (Processing エリア→ P.
各部の名称と機能 HOME 画面のメニュー HOME 画面では次のコンテキストメニューが用意されています。 CH Copy: 選択しているチャンネルの設定をコピーします。 CH Paste: 選択しているチャンネルに、コピーしたチャンネルの設定をペーストします。 CH Copy with Sends: 選択しているチャンネルの設定をチャンネルに送られてくるセンドレベルも含めてコピーします。 CH Paste with Sends:選択しているチャンネルにコピーしたチャンネルの設定をチャンネルに送られてくるセンドレベルも含めてペース トします。 CH Default: 選択しているチャンネルの設定を初期化します。 Clear CUE: オンになっている CUE を一括でクリアします。 CH Copy with Sends、 CH Paste with Sends は、FX、AUX、SUB、MATRIX チャンネル選択時のみ有効です。 - 26 - TF StageMix ユーザーガイド
各部の名称と機能 SCENE 画面 ミキサーの設定を保存した「シーン」を管理する画面です。 ձ ճ ղ մ յ 1 シーンリスト切り替えボタン 表示するシーンリストを切り替えます。 SCENE A:シーンリスト A を表示します。 SCENE B:シーンリスト B を表示します。 2 シーンリスト 保存されたシーンをリスト表示します。 リストの項目名をタップすると、タップした項目の内容でソートします(Information を除く) 。 シーンをタップすると選択できます。 選択したシーンはハイライト表示になり、呼び出しの対象になります。 現在呼び出しているシーンには、緑の三角マークが付きます。 Fade Time 欄にはシーンに設定されているフェードタイムが表示されます。 フェードタイムが有効になっている場合、 表示されます。フェードタイムの設定は TF シリーズ本体で行ないます。 が 鍵アイコンが付いているシーンは編集ができません。 Date 欄には、最後に保存した日時が表示されます。 3 Store ボタン 現在のミキサーの設定をシーンリストで選択されている番号のシーンに保存します。
各部の名称と機能 INPUT 画面 TOOLBAR エリアの INPUT ボタンをタップすると表示されます。 ファンタム電源のオン / オフ、フェイズの切り替え、 入力ゲインを設定します。 մ ձ ղ ն յ ճ շ չ ո 1 ステレオリンク選択ボタン 隣り合った 2 つのモノラルインプットチャンネルを選択し、ステレオリンクの機能を設定します。 タップすると、ポップアップメニューを 表示します。 OFF: ステレオリンクの設定を無効にします。 CH1&2:ステレオリンクを設定します。 設定すると、奇数チャンネルは L、偶数チャンネルは R にパンが振り切られます。 CH の数字は選 択しているチャンネルによって変わります。 CH2&3:ステレオリンクを設定します。 設定すると、偶数チャンネルは L、奇数チャンネルは R にパンが振り切られます。 CH の数字は選 択しているチャンネルによって変わります。 2 インプット選択 TF シリーズ本体で選択されている入力ソースを選択します。 NOTE TF シリーズ本体のインプット選択が SLOT の場合、TF シリーズ本体の SLOT
各部の名称と機能 7 レベルメーター ゲイン調整後のレベルを表示します。 8 デジタルゲインテキストボックス デジタルゲインを設定します。 初期設定では 0dB に設定されています。 数値をタップすると上下矢印ボタンが表示され、 値の増減ができます。 TF シリーズ本体でインプット選択が USB のときと、 ST IN チャンネルのときは表示されません。 9 Gain Unlink ボタン ステレオチャンネル、またはステレオリンクの設定をオンにしたときに表示されます。 ボタンを押している間、 ゲイン操作のリンクが一時的にオフになり、 左右のゲインを個別に操作できます。 ボタンを離すと、 ボタンを離した ときの差分を保ったまま左右のゲインがリンク動作します。 INPUT 画面のメニュー INPUT 画面では、次のコンテキストメニューが用意されています。 ALL INPUT: 入力ソースを INPUT 端子に一括で切り替えます。 ALL USB: 入力ソースを USB TO HOST 端子に接続したコンピュータからの接続に一括で切り替えます。 ALL SLOT: 入力ソースを拡張スロットの NY64-
各部の名称と機能 EQ 画面 TOOLBAR エリアの EQ ボタンをタップすると表示されます。 各チャンネルの EQ を設定します。CH 1-32, AUX 1-20, STEREO, MATRIX には 4 バンド、 CH33-40, STIN1, STIN2, FX1, FX2, SUB には 2 バンドのパラメトリック EQ が用意されています。 ձ ղ ճ մ յ ո ն շ 1 EQ ボタン EQ のオン / オフを切り替えます。 2 HPF ボタン /LPF ボタン HPF (ハイパスフィルター) のオン / オフを切り替えます。 CH1 〜 CH40 で表示されます。 SUB チャンネルでは LPF( ローパスフィルター)ボタンとなります。 3 1-knob ボタン 1-knob EQ モードとマニュアルモードを切り替えます。 1-knob EQ モードのときは、ボタンの横に 1-knob レベルスライダーが表示されます。 4 1-knob レベルスライダー 1-knob EQ のかかり具合を調節します。 5 EQ モードタイプ選択ボタン 1-knob EQ モード
各部の名称と機能 選択中のバンドのパラメーター情報がポップアップでハンドルの上側に表示されます。 の欄をタップすると、鍵アイコンが付いたり消えたりします。鍵アイコンを付けると、カットオフ周波数やゲインの変更を禁止できま す。 鍵アイコンはバンドごとに設定できます。 ハンドルをダブルタップすると、EQ のゲインが初期設定に戻ります。 HPF がオンのときは、 HPF のハンドルをドラッグして、カットオフ周波数を操作します。 HPF は、1-knob のタイプが Intensity のときも 独立して操作できます。 グラフの 0dB 以下でパラメーターのない場所をタップすると、 RTA や鍵盤が表示されます。音域と周波数の関係を把握するのに便利で す。 はじめて EQ 画面を開いたときは、RTA 表示のために iPad のマイクを使用するかどうかの確認ダイアログが表示されます。 「許可しない」 をタップすると、 それ以降は RTA が表示されません。RTA を表示したい場合は、iOS の Settings → Privacy → Microphone 画面で、StageMix をオンにしてください。 N
各部の名称と機能 GATE 画面 TOOLBAR エリアの GATE ボタンをタップすると表示されます。 チャンネルのゲートを設定します。 スレッショルドレベル(しきい値) より小さい信号が入力された場合、出力を一定の値(RANGE)で小さくし ます。GATE は CH1 〜 CH32 に搭載されています。 ձ յ ն շ ղ չ պ ճ մ ո 1 GATE ボタン ゲート機能のオン / オフを切り替えます。 2 ゲートインプットレベルメーター ゲートの入力レベルを表示します。 3 Threshold スライダー ゲートの効果がかかるしきい値のレベルを設定します。 4 ゲートグラフ ゲートレベルの設定を視覚的に表示します。 5 Range スライダー ゲートの効果がかかっているときの減衰量を設定します。 6 Attack スライダー 入力信号がスレッショルドレベルを超えてから、ゲートが開くまでの時間を設定します。 7 Hold スライダー 入力信号がスレッショルドレベルを下回ったあとにゲートが閉じ始めるまでの待ち時間を設定します。 8 Decay スライダー 入力信号が
各部の名称と機能 COMP 画面 TOOLBAR エリアの COMP ボタンをタップすると表示されます。 各チャンネルのコンプレッサーを設定します。 ձ ղ ո ճ չ մ ռ ս յ ն շ ջ պ 1 COMP ボタン コンプレッサー機能のオン / オフを切り替えます。 2 1-knob ボタン 1-knob モードとマニュアルモードを切り替えます。 3 1-knob レベルスライダー(1-knob モード時のみ) 1-knob COMP のかかり具合を調整します。 マニュアルモードのときは、表示されません。 4 コンプレッサーインプットレベルメーター コンプレッサーへの入力レベルを表示します。 5 Threshold スライダー コンプレッサーの効果がかかるしきい値のレベルを設定します。 6 コンプレッサーグラフ 設定状態を視覚的に表示します。 7 Ratio スライダー コンプレッサーの圧縮量を設定します。 8 Attack スライダー 入力信号が Threshold スライダーで設定した値を超えてから、コンプレッサーの効果が最大に達するまでの時間を設定します。
各部の名称と機能 C OUT(コンプレッサーアウトプット)メーター コンプレッサーの出力レベルを表示します。 COMP 画面のメニュー COMP 画面では、次のコンテキストメニューが用意されています。 Copy: 選択しているチャンネルの COMP のパラメーターをコピーバッファーに格納します。 Paste: コピーバッファーに格納されている COMP のパラメーターを、選択しているチャンネルにペーストします。 Compare:選択しているチャンネルの COMP のパラメーターと、 コピーバッファーに格納されている COMP のパラメーターを切り替えて比 較します。 Default: COMP の設定を初期状態に設定します。 - 34 - TF StageMix ユーザーガイド
各部の名称と機能 SEND TO 画面 TOOLBAR エリアの SEND TO ボタンをタップすると表示されます。 各チャンネルからの AUX バスへの送り量を設定します。 ձ ղ ճ մ 1 オン / オフボタン AUX チャンネルへの送りのオン / オフを切り替えます。 2 レベルスライダー 各 AUX チャンネルへの送り量を調整します。 3 Pre ボタン AUX チャンネルに送る信号をフェーダーの前後のどちらから送るかを選択します。 オン: フェーダーの前 オフ: フェーダーの後 4 SEND PAN スライダー 送り先の AUX バスがステレオのときに表示されます。センド PAN を調節します。 - 35 - TF StageMix ユーザーガイド
各部の名称と機能 GEQ 画面 TOOLBAR エリアの GEQ ボタンをタップすると表示されます。 AUX1 〜 8 と STEREO チャンネルには、グラフィック EQ(以下「GEQ」 )が内蔵されています。 モノラル仕様の 12 バンド GEQ です。 バンド幅は 1/3 オクターブ刻み、ゲインの可変幅は ±15dB です。 31BandGEQ と同じ 31 バンドのうち、 任意の 12 バンドまでゲインを操作できます。 ձ ղ ճ մ շ յ ն 1 GEQ ボタン GEQ のオン / オフを切り替えます。 2 GEQ 設定チャンネル /LR リンク選択ボタン シグナルタイプがステレオの AUX、または STEREO を選択した場合に表示されます。 モノラルの AUX の場合は表示されません。 :LR リンクのオン / オフを切り替えます。 L/R: 選択チャンネルの L と R を切り替えます。AUX チャンネルのときは、L と R の表示が AUX1 と AUX2 のようになります。 3 周波数特性、RTA 表示、ゲイン操作可能バンド選択 EQ の特性 / RTA を表示し
各部の名称と機能 DELAY 画面 MATRIX チャンネル、 ST IN チャンネルを選択しているときに、 TOOLBAR エリアの DELAY ボタンをタップすると表示されます。 MATRIX チャンネル、 ST IN チャンネルから出力する信号に対して、遅延補正のためのディレイタイムを設定します。 ձ ղ ճ մ յ 1 DELAY ボタン DELAY のオン / オフを切り替えます。 2 表示切り替えボタン MATRIX チャンネルが Stereo に設定されているときに、パラメーターを表示する MATRIX チャンネルを選択します。 ST IN チャンネルでは、 2 つのボタンが常に表示されています。 3 LR Link ボタン MATRIX チャンネルが Stereo に設定されているときに、オンにすると左右のチャンネルの DELAY のオン / オフとディレイタイムの操 作をリンクします。ディレイタイムが違う値で設定されている場合は、差分を保ったままディレイタイムがリンク動作します。 ST IN チャンネルでは、 LR Link ボタンが常に表示されています。 (V4.
各部の名称と機能 FX 画面(FX1/FX2/InsFX1 〜 6) エフェクトの種類やパラメーターを設定します。 ճ մ յ ն ղ շ ձ 1 TAP ボタン タップする周期で BPM を設定します。 ディレイやコーラスなどのエフェクトで表示されます。 TF シリーズ本体の [TAP] キーと連動します。 2 エフェクトタイプボタン タップすると、エフェクトを選択する EFFECT TYPE 画面が表示されます。 3 タイプ / ライブラリー名表示 選択しているエフェクトのタイプとライブラリー名を表示します。 4 パラメータースライダー それぞれのエフェクトで設定できるパラメーターがスライダーで表示されます。 5 Sync ボタン ディレイなど、テンポの設定ができるエフェクトのときに表示されます。 オンのときは同期するテンポを 1TAP ボタンで設定できます。 6 Bypass ボタン FX モジュールのバイパスをオン / オフします。 7 FX アウトプットレベルメーター FX モジュールの出力レベルを表示します。 NOTE FX 画面を開く直前の画面に戻るには、概要ス
各部の名称と機能 EFFECT TYPE 画面 ボタンをタップしてエフェクトタイプを選択します。 FX 画面のメニュー FX 画面では次のコンテキストメニューが用意されています。 Copy: 選択しているエフェクトのパラメーターをコピーバッファーに格納します。 Paste: コピーバッファーに格納されているエフェクトのパラメーターを、選択しているエフェクトにペーストします。 Compare: 選択しているエフェクトのパラメーターと、 コピーバッファーに格納されているエフェクトのパラメーターを切り替えて比較します。 Default: 選択しているエフェクトのパラメーターを初期状態に設定します。 - 39 - TF StageMix ユーザーガイド
各部の名称と機能 NAME 画面 TOOLBAR エリアの NAME ボタンをタップすると表示されます。 チャンネル名に表示する名前、アイコン、チャンネルカラーを設定します。 ճ շ ձ ղ մ յ ն 1 Name テキストボックス チャンネル名を入力します。 テキストボックスをタップすると、キーボードで直接入力できます。 半角英数字で 8 文字まで入力できます。 2 CH NAME 表示 チャンネルのナンバー/ ネーム / アイコン / カラーを表示します。 この部分を左右にフリックすると、表示チャンネルが切り替わります。 3 Icon ボタン タップすると、チャンネルアイコンの一覧が画面下側に表示されます。 4 Category ボタン 表示するチャンネルアイコンのカテゴリーを切り替えます。 チャンネルの種類によって表示されるカテゴリーが変わります。 5 チャンネルアイコン選択 アイコンをタップすると、チャンネルアイコンとして反映されます。 上下にドラッグすると、 表示されていないアイコンが表示されます。 6 Sample Name ボタン 選択したチャンネルアイコンと一緒によく使われ
困ったときは 困ったときは WAP/ ルーターの DHCP サーバーセットアップ 1 ウェブのブラウザを使って、WAP(ワイヤレスアクセスポイント)またはルーターのウェブ設定ページにアクセスします。 2 DHCP サーバーを有効にします。 3 DHCP サーバーがアサインできる IP アドレスの範囲を設定します。 4 コンソールの IP アドレスが範囲外であることを確認します。もし範囲内の場合は、IP アドレスを入れ替えてください。 (例 : TF シリーズ本体の IP アドレスが 192.168.1.2 のときには、DHCP の範囲を 192.168.1.3 〜 192.168.1.