User Manual
From Far-end 遠隔地( 相手側) からの入力信号
Far-end Voice 近接地( 自分側) のスピーカーで再生する遠隔地からの信
号
Near-end Mic. 近接地のマイクからの入力信号
Near-end Voice 近接地のスピーカーで再生する近接地のマイクからの信号
To Far-end 遠隔地に送信するエコーキャンセル処理した近接地のマイ
ク信号
■「To Far-end」画面
マイクのエコーキャンセル処理を設定する画面です。
エコーキャンセル処理をしたあとのマイク信号は遠隔地に出力します。
① [Near-end Mic]選択ボタン
近接地のマイク (Near-end Mic.) のポートを選択します。ポート選択ボタンをクリックすると、「Input
Patch」ダイアログが開きます。ボタン表面には選択中のポートが表示されます。
② AEC [ON] ボタン
エコーキャンセラー機能のオン/ オフを切り替えます。
③ REFERENCE[A][B][C][D] ボタン
From Far-end 選択で設定した信号をAEC の参照信号(REFERENCE) として使用するかどうかを選択します。
複数選択した場合は、ミックスされます。
④ メーター
•
Mic In. メーター
自分側のマイク(Near-end Mic.) から入力された信号のレベルを示します。
•
Ref In. メーター
参照信号のレベルを示します。黄色がときどき点灯する程度のレベルに保つことによって、エコーキャ
ンセラーがより効果的に機能します。
•
Echo Attn. メーター
エコーキャンセル量をチャンネルごとに表示します。このレベルが大きいほどエコーキャンセラーが機
能していることを示します。
•
ERL メーター
ERL ( エコーリターンロス=スピーカーから出力されて再びマイクに入力される音声のレベル) を示しま
す。このレベルがなるべく小さくなるようにスピーカーとマイクの位置を調整すると、エコーキャンセ
14. オーディオプロセッサー MTX5-D/MTX3
ProVisionaire Design ユーザーガイド | 219