User Manual

MCP1リモートコントロールプロトコル仕様書 V1.0.0
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3. コマンド仕様
3.1. コマンドの基本仕様
デバイスとリモートコントローラーの間で交わされるコマンドは、次のような書式である。
<コマンド名> <オプション1> <オプション2> <オプションn><改行>
- コマンドの最後には改行コードとして LF (0x0A) が必要である
- 改行コードのみ LF (0x0A) をハートビートとして送ることができる
- コマンド名とオプションの間、オプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースが必要である
- コマンドはすべてASCII文字列とする。それ以外の文字列は使用できない
3.2. デバイスからリモートコントローラーに通知されるコマンド
3.2.1. 機器状態変更通知
1-1 機器の動作モード通知
コマンド オプション 1 オプション 2 内容
NOTIFY devstatus runmode emergency 緊急動作モード
update アップデートモード
normal 通常動作モード
例) 通知: NOTIFY devstatus runmode normal
意味: 通常動作モードに切り替わった
1-2 機器側のエラー状態通知
コマンド オプション 1 オプション 2 内容
NOTIFY devstatus error flt/xxxx アラートFAULT情報
err/xxxx アラートERROR情報
wrn/xxxx アラートWARNING情報
詳細) flt/xxxx =
flt/message// xnnn onf (sssss) ID-xxx 2012/12/31 23:59:59
err/xxxx =
err/message// xnnn onf (sssss) ID-xxx 2012/12/31 23:59:59
wrn/xxxx =
wrn/message// xnnn onf (sssss) ID-xxx 2012/12/31 23:59:59
先頭3文字が アラートタイプ を示す
message = アラートメッセージ (AlertType後の / //”までがメッセージデータとなる) 最大32文字(ascii文字)
nnn = アラート番号 (パネル表示番号) 23桁の16進数表記 (先頭のx16進数表記の意)
onf = アラートON/OFF 継続系のアラートは、発生時にON、解除時にOFFとなる。
単発系のアラートは、発生時にONとなる。
sssss = 同一アラートカウント (同アラートが幾つあるかのカウンター、通常は1) 10進表記
xxx = UNIT ID番号 3桁の16進表記
日付
時間
例) 通知: NOTIFY devstatus error err/DCP[0] communication error// x53 on (1) ID-001 2013/1/22 11:38:23
意味: エラーアラート53番が発生した。