User Manual

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TA2取扱説明書
オーディオ信号を送受信する (USB オーディオインターフェース機能 )
USB ケーブルを使って、コンピューターやスマートデバイスを USB[TOHOST] 端子に接続する
と、オーディオデータをデジタルで送受信できます。一例として次のことができます。
オーディオデータを高音質で再生
[AUXIN] 端子での接続と比べて、音質の劣化が少なくクリアな音質で楽しめます。
録音ソフトや音楽制作ソフトを使って、楽器の演奏をオーディオデータとして録音
録音したデータは、コンピューターやスマートデバイスで再生できます。
NOTE
オーディオデータの入力音量は、コンピューターまたはスマートデバイス側で調節してください。
コンピューターやスマートデバイスから楽器へのオーディオ入力音を、楽器での演奏音とともにコンピューターやスマートデバ
イスに出力するかどうかを設定できます。詳しくは、47 ページの「オーディオループバック」をご覧ください。
スマートデバイスアプリを使う
楽器に対応したアプリを使うと、もっと便利に楽しめます。特に、「スマートピアニスト」( 無料 )
を使うと、スマートデバイスから本機の操作ができ、大変便利です。本機に対応のアプリや対応す
るスマートデバイスに関する情報は、以下のウェブサイトにある各アプリのページでご確認くださ
い。
http://jp.yamaha.com/kbdapps/
ここでは別売の USB 無線 LAN ダプター UD-WL01 を使った接続方法を説明します。その他の
接続方法については、「スマートデバイス接続マニュアル」をご覧ください。
USB 無線 LAN アダプター (UD-WL01/ 別売 ) を使った接続
USB 無線 LAN アダプター UD-WL01 を使った接続方法は 2 通りあります。
アクセスポイントモードによる接続
アクセスポイントを経由せずに、無線LAN アダプ
ターとスマートデバイスを直接接続する方法です。
本機と接続できるアクセスポイントがない場合や
スマートデバイスと本機を接続しているときに、ほ
かのネットワークに接続する必要がない場合に、こ
の方法で接続します
アクセスポイント
無線LANで電波のやりとりを行なうときの基地局となる
機器です。ルーターやモデムと一体になっている場合もあ
ります。
NOTE
インフラストラクチャーモード(右記参照)からアクセスポ
イントモードに切り替える場合は、本機を初期化してくだ
さい。
インフラストラクチャーモードによる
接続 (WPS による接続 )
無線 LAN アダプターが、アクセスポイントを経由し
て、ネットワークに接続する方法です。
スマートデバイスを本機と接続しながらほかの
ネットワークにも接続する場合に、この方法で接続
します。
NOTE
一度インフラストラクチャーモードで接続したことがある
場合は、手順2、3を行なわなくても、自動的に接続され
ます。
1
必要に応じて、本機を初期化します (58
ページ )。
2
UD-WL01をUSB[TODEVICE]端子に
接続します。
3
スマートデバイスと本機( アクセスポイ
ント ) を接続します。
1
UD-WL01をUSB[TODEVICE]端子に
接続します。
2
UD-WL01 WPS 3
しします。
ディスプレイに次のように表
され、接続待機状態になります。
3
手順2 のあと2 分以内にお使いのアク
セスポイントの WPS ボタンを押します。