Owner’s Manual Bedienungsanleitung Mode d’emploi Manual de instrucciones Руководство по эксплуатации 用户手册 사용설명서 日本語 English Deutsch Français 取扱説明書 Español TP3323 / TP3326 / TP3329 / TP3332 Русский TP3300 series 中文 TIMBALE À PÉDALE / TIMBAL DE PEDAL / ЛИТАВРЫ ПЕДАЛЬНЫЕ / 踏板式定音鼓 / 페달 팀파니 한국어 ペダルティンパニ / PEDAL TIMPANI / PEDALPAUKE /
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。 ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、 お客様やほかの方々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。 お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたします。 お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。 ■「警告」と「注意」について ■ 記号表示について この製品や取扱説明書に表示されている記号には、下表の ような意味があります。 以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内 容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、 「警告」と「注意」に区分して掲載しています。 「ご注意ください」という注意喚起を示します。 ~しないでくださいという「禁止」を示します。 「必ず実行」してくださいという強制を示します。 警告 この表示の欄は、 「死亡する可能性または重傷 を負う可能性が想定される」内容です。 注意 この表示の欄は、 「傷害を負う可能性または 物的損害が発生する可能性が
各部の名称&注油箇所 ■ 各部の名称 ヘッドプロテクター ケトルのふち (エッジ) ヘッド フープ (カウンターフープ) チューニングボルト ラグ ケトル 調整ナット チューニングインジケーター 調整つまみ 脚締付ボルト ペダル ベース スライド脚 キャスター スプリング調整ボルト その他付属品 ・ チューニングキー................ 1 個 ・ マレット................................ 1 組 ・ キー・レンチホルダー......... 1 個 ・ 六角レンチ............................
ティンパニの移動と設置 ■ 設置方法 2 TP3300 シリーズは保管・移動スペースを省くため、 コンパクトに折り畳むことができます。設置 / 収納 の際には、下記の手順に従って作業を行なってくだ さい。 r 警告 移動するとき以外は、 キャスターのストッ パーを 2 ヶ所ともか けてください。 脚締付ボルト②を緩め、スライド脚③を伸ばし、 適当な長さの位置で脚締付ボルト②を締めます。 このとき、スライド脚のマーク④を目安にしてく ださい。 w e ストッパー e w ON ストッパーをかけずに演奏すると、演奏中に楽 器が移動したり、雑音の原因になったりします。 また、ストッパーをかけない状態でチューニン グやペダル調整などを行なうことは大変危険で す。思わぬ楽器の移動や転倒によりケガをする おそれがあります。 3 楽器の逆側の面を上にし、もう一方のスライド脚 を同様にして伸ばします。 警告 w ペダルの下やベース部分のすきま、可動部分に は、絶対に手や足を入れないでください。はさ まれて大けがをすることがあります。 1 楽器を下図のように床に寝かせます。その際、楽 器や
ティンパニの移動と設置 5 ペダルユニット部⑦をいっぱいまで起こし、ロッ クボルト⑤左右を、手順 4 と逆の方向に回し、 止まるまで締め付けます。 t u t ■ 移動 部屋を移るなど長い距離を移動するときは、必ず 2 人以上で持ち上げて運んでください。 平坦な床の上でセット替え等数メートル程度の短い距 離を移動するときは、スライド脚のキャスターが便利 です。移動の際は、キャスターのストッパーを解除し てから、下図のようにラグを持ってペダル脚のフレー ムを床面から少し浮かせた状態で前方にゆっくりと押 すか、手前にゆっくりと引いてください。その際、脚 に衝撃を加えないようにご注意ください。 ※ 高い所から落下させたり倒 したりすると、破損するお それがあります。 6 楽器を支えながら起こします。 楽器の収納は、設置と逆の手順で行なってください。 警告 ペダルを折り畳む際、ペダルとケトルの間に手 を挟まないように注意してください。ペダルに はさまれて大けがをすることがあります。 ● キー・レンチホルダーの取り付け方 ■ ペダル高さ調節 楽器を横に倒してから、ペダル下にあるストッパー をゆるめ
ペダルティンパニをお使いになる前に ヤマハペダルティンパニは、ヘッドがチューニングされ、すぐにでも使用できる状態に調整されて工 場より出荷されます。しかし新しいヘッドのフィルムは伸びやすいので、お客様のお手元に届くまで の間にチューニングや調整の状態が変わってしまいます。 以下の手順に従って、伸びたヘッドを工場出荷時と同じ状態に再び張っていただければ、正しく調整 された状態でご使用いただけます。 1 ケトルのふち(エッジ)と、カウンターフープの 内周との間の部分を“カラー”と呼びます。下図 の【良い例】のように、このカラーの幅がどこも 同じであることを確認してください。 【良い例】 ケトルエッジ カウンター フープ カラー 2 チューニングボルトは、同じ量ずつ締めることが 重要です。 【悪い例】 ケトルエッジ カラー ペダルのかかと部分を下いっぱいまで踏み下げ たまま足を離さずに、付属のチューニングキー を使って、チューニングボルトを下図の順番に 1/4 回転(90 度)ずつ締めていきます。 カウンター フープ カラーの幅が均一でない場合は、ペダルのかかと 部分をいっぱいまで踏み下げた
ペダルティンパニをお使いになる前に 4 ペダルに足を乗せて、ペダルを往復(つま先いっ ぱいまで下げた後、かかと部分をいっぱいまで下 げる)させます。 ● 5 へ進みます。 ペダルのつま先を踏み下げるときよりも、かかと を踏み下げるときの方が軽く感じる場合 ( ※ 1) → ヘッドの締めすぎです。少しゆるめてくだ さい。まず、ペダルのかかとを踏み下げた まま足を離さずに、チューニングボルトの 1 本を 1/2 回転ゆるめた後 1/4 回転締め ます。他のチューニングボルトも同様に手 順 2 と同じ順番でゆるめます。 締めすぎの状態が改善されるまでこれを繰 り返したら、手順 5 へ進みます。 ● ペダルのつま先を踏み下げるときよりも、かかと を踏み下げるときの方が重く感じる場合 → ヘッドの締め不足です。ペダルのかかとを 踏み下げたまま足を離さずに、手順 3 と同 じ順番でチューニングボルトを 1/8 回転 (45 度)ずつ締めていきます。 締め不足の状態が改善されるまでこれを繰 り返したら、手順 5 へ進みます。 5 マレットで、ヘッドを軽くたたいてみましょう。 打点(たたく位置)は下図の通りで
ティンパニの音程の合わせかた 未使用(入荷されたまま)のペダルティンパニをお使いになる場合は、必ず最初に 6 〜 7 ページの『ペ ダルティンパニをお使いになる前に』の手順に従って調整を行なってください。 ■ ヘッドのチューニング *(* ある音程を出すためにヘッドを張ること) 1 ● チューニングはティンパニの最低音に対して行な います。 足でペダルのかかと部分を下いっぱいまで踏み下 げておきます。 ティンパニのサイズによって、それぞれ適正な最 低音(と音域)があります。下図のように、たと えば 26 インチのティンパニでは最低音を A に チューニングしたときに、最も無理のない状態で ヤマハティンパニをお使いいただけます。 → 次の手順 3 に進んでください。 ● 29" (74cm) 26" (66cm) 次の手順 3 に進みます。 23" (58cm) 3 各チューニングボルトの近くのケトルエッジから 5 cm以内の内側をマレットで軽くたたき、どの 場所が一番高く響くか調べます。 ● この一番高い音が、設定したい音よりも高い 場合 ( ※ 2) → その場所のチューニングボルトだ
ティンパニの音程の合わせかた 5 6 7 締めすぎたボルトは、手順 3( ※ 2) の要領でゆる めます。すべてのボルト付近の音程がある程度同 じになったら、ペダルを 2 〜 3 回往復させます。 ■ ペダルの調整 ペダルを往復させてから、以下のようにしてスプリ ング調整ボルトを回してください。 すべてのボルト付近の音程が完全に同じになるま で、手順 3 から 5 を繰り返します。 手順 2 の要領でヘッドをたたいて、音程を確認します。 ● ● 設定したい音程より低い場合 → すべてのボルトを同じ量ずつ(1/16 回転 以下)締めて、音程を合わせます。 スプリング調整ボルト ● ペダルのかかと部分を踏み下げて足を離すと、ペ ダルのつま先側がはね上がる場合、またはペダル のつま先部分を踏み下げるのにくらべて、かかと 部分を踏み下げる方が重く感じる場合 → スプリング調整ボルトを左(逆時計方向)に回 してください。 ● ペダルのつま先部分を踏み下げて足を離すと、ペ ダルのつま先側がはね上がる場合、またはペダル のかかと部分を踏み下げるのにくらべて、つま先 部分を踏み下げる方が重く感じる場合 →
チューニングインジケーターの調整 チューニングインジケーターは、チューニングペダルを踏むことによって変わるヘッドの音程を、視 覚的に表示するものです。チューニングが完了したら、音名表示駒を正しい位置にセットします。 1 最低音にチューニングした状態で、インジケー ターの音名指示針が、表示板レールの下から 2 ~ 3mm の位置にあることを確認してください。 『 音名指示針の位置の合わ ※ そうでない場合は、 せかた』の手順に従って調整してください。 2 チューニングインジケーターの音名指示針が示 す位置に、一番下の音名指示駒 (23 インチでは C*)を移動させます。 *『 ヤマハティンパニの標準的な音域』( 8 ペー ジ参照) 3 ペダルで最低音から順に各音程にチューニングし てゆき、そのつど音名指示駒を指示針の位置にス ライドさせて合わせます。 ■音名指示針の位置の合わせかた 最初に調整ナットをゆるめてから、以下の手順で調 整つまみを回してください。 ● 最低音にチューニングした状態で、インジケーター の音名指示針が下に振り切ってしまう場合 → 調整つまみを左に回し、音名指示針を最低音の
ヘッドの交換 1 チューニングボルトを交互にゆるめ、外します。 3 警告 るように向きを合わせます。フープは、手順 1 で 付けた印をめやすに、はずす前と同じ向きにしま す。ヘッドが軽く張るまでチューニングボルトを 指などで交互に締めます。この際、ヘッドとフー プがケトルの中心に位置するように注意をしてく ださい。 次に、チューニングキーを使ってチューニングボ ルトを 1/4 回転ずつ締めます。これを最低 4 回 繰り返します。 チューニングボルトをゆるめる ( ヘッドをゆる める ) 際、絶対にペダルに手を触れないでくだ さい。また、ペダルの下やベース部のすきま、 可動部分にも絶対に手や足を入れないでくださ い。スプリングの力でペダルが急に動き、大変 危険です。 その際、フープのペダル側にセロハンテープ等で 印を付けることをおすすめします。フープをまた 取付ける際に、同じ位置に取付けることができま す。 フープ セロハンテープ ペダル 2 フープとヘッドを一緒に取りはずします。この時、 チューニングボルトの紛失やゴミの付着にご注意 ください。 また、チューニングボルトのネジ部にはあらかじ め
ZP41470 版次 :14xx R0 Printed in Japan