User Manual

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ペダルティンパニをお使いになる前に
ヤマハペダルティンパニは、ヘッドがチューニングされ、すぐにでも使用できる状態に調整されて工
場より出荷されます。しかし新しいヘッドのフィルムは伸びやすいので、お客様のお手元に届くまで
の間にチューニングや調整の状態が変わってしまいます。
以下の手順に従って、伸びたヘッドを工場出荷時と同じ状態に再び張っていただければ、正しく調整
された状態でご使用いただけます。
1
ケトルのふち(エッジ)と、カウンターフープの
内周との間の部分を“カラー”と呼びます。下図
【良い例】のように、このカラーの幅がどこも
同じであることを確認してください。
23"、26" の場合
カラーの幅が均一でない場合は、ペダルのかかと
部分をいっぱいまで踏み下げたまま、ヘッドと
フープを【良い例】のような位置に動かします。
【良い例】 【悪い例】
3
ペダルから足を離してください。
●
ペダルのかかと部分が上がってくる場合
→ 手順
2
3
を繰り返します。
●
ペダルのかかと部分が下がったままの場合
→ 次の手順
4
へ進みます。
カラー
ケトルエッジ
カラー
ケトルエッジ
カウンター
フープ
カウンター
フープ
チューニングキー
29"、32" の場合
ペダルの下やベース部分のすき間、可動部分に
は、絶対に手や足を入れないでください。はさ
まれて大けがをするおそれがあります。
2
ペダルのかかと部分を下いっぱいまで踏み下げ
たまま足を離さずに、付属のチューニングキー
を使って、チューニングボルトを下図の順番に
1/4 回転(90 度)ずつ締めていきます。
チューニングボルトは、同じ量ずつ締めることが
重要です。
警告