User Manual

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安全上のご注意 / 日常のお手入れ
日常のお手入れ
●
演奏が終了したらペダルをかかと側に踏み下げ、最低音の状態に戻しておいてください。長期間使用しな
い場合は、ヘッドを若干緩めておいたほうが長持ちします。
●
保管時は楽器にカバーを掛けてほこりを防いでください。また、ヘッドの汚れは柔らかい布で拭き、ヘッ
ドプロテクターを使用して衝撃等からヘッドを保護してください。定期的に楽器全体をクロス等で拭きあ
げることにより、さらに楽器の良い状態を維持できます。
●
ケトルは、ティンパニが音程感を作るうえで一番大事な部分ですので、決してぶつけたりへこませたりし
ないように注意してください。
●
楽器を移動させる際は、フレーム以外を持って移動しないでください。チューニングが狂うばかりでなく、
フープのゆがみの原因にもなります。
●
トラック等で移動する場合は、フープ等が他の楽器とぶつかることでヘッドやフープがずれてしまうこと
がありますので、ペダルをつま先側へ踏み下げ、ヘッドの張力を上げた状態で運んだほうが、狂いやずれ
が少なくなります。
日常のお手入れには、ヤマハお手入れ用品をご使用ください。
取り扱い
ペダルの操作中に、フープ、ヘッド、チューニ
ングインジケーター、チューニングボルトに手
を触れないでください。
可動部のすき間に指などをはさまれてけがをする
おそれがあります。
破れたヘッドはすみやかに交換してください。
ヘッドの破れ目は鋭利ですから、手などを切る危
険があります。
ティンパニの内部チューニングインジケー
ター、ベース、フレームなどの内部)に手を触
れないでください。
マレットは演奏目的以外には使用しないでくだ
さい。
けがや事故の原因となります。お子様が人の身体
をたたくなど、危険な行為をしないように注意し
てください。
ペダルキャスターの補助ブレーキを ON にする
際、楽器が前方へ少しズレることがあります。
メインキャスターの接地位置に注意してください。
使用可能な音域を外れたチューニングはおやめ
下さい。
楽器の故障の原因となります。
ペダルバランスの調整の際、スプリング調整ボ
ルトは、一度に3回転以上ゆるめないでくださ
い。
ペダルのつま先側がいっきに下がることがありま
す。
フープ
チューニング
インジケーター
チューニングボルト
ヘッド
● 不適切な使用や改造により故障した場合の保証は致しかねます。
注意
ペダルキャスターの補助ブレーキに異常が見ら
れた場合は、即座に使用を中止してください。
楽器が移動したり倒れたりして、けがの原因となり
ます。
ペダルキャスターとメインキャスターは消耗品
です。異常がみられた場合は即座に使用を中止
し、新しいものに交換してください。
楽器が移動したり倒れたりして、けがの原因となり
ます。
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