User Manual

9
ティンパニの音程の合わせかた
3
各チューニングボルトの近くのケトルエッジから
5 cm以内の内側をマレットで軽くたたき、どの
場所が一番高く響くか調べます。
この一番高い音が、設定したい音より高い場合 (※)
→ その場所のチューニングボルトだけを 1/8
回転から 1/16 回転位ゆるめます。
ゆるめる際は、まず、ゆるめたい量の倍ゆ
るめてから、半分戻す締める)ようにしま
。設定したい音程よりも半音内低くなる
までゆるめたら、次の手順
4
に進みます。
この一番高い音が、設定したい音よりも低い場合
→ 次の手順
4
に進んでください。
4
一番高い音に合わせるように、他のボルトを少し
ずつ 1/8 回転から 1/16 回転位)締めていきま
す。ただし、ボルトをひとつ締めると、その隣や
向かいのボルト付近の音程も上がりますので、一
番音の低い場所のボルトを少し締めたら、各ボル
ト付近の音程を再び確認し、一番音の低い場所の
ボルトを少し締める というように繰り返
します。基準とした一番高い音のボルトには触れ
ないようにします。
5
締めすぎたボルトは、手順
3
( ) の要領でゆるめ
ます。すべてのボルト付近の音程がある程度同じ
になったら、ペダルを 2 3 回往復させます。
6
すべてのボルト付近の音程が完全に同じになるま
で、手順
3
から
5
を繰り返します。
7
手順
2
の要領でヘッドをたたいて、音程を確認します。
設定したい音程より低い場合
すべてのボルトを同じ量ずつ 1/16 回転
以下)締めて、音程を合わせます。
設定したい音程より高い場合
→ すべてのボルトを手順
3
( ) の要領で、同
じ量ずつ 1/16 回転以下)ゆるめて、音程
を合わせます。
8
手順
5
の要領でペダルを往復した後も音程が変
わらないことを確認したら、完了です。
音程が変わったら、手順
7
に戻ります。
これで最低音を、希望する音程に合わせることが
できました。全体の音程を上げるには、ペダルの
つま先部分を踏み下げます。
9
引き続きチューニングインジケーターの調整』
10 ページ)を行なってからペダルの調整』
11 ページ)を行ないます。
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