User Manual

TX6n/5n/4n リファレンスマニュアル
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各部の名称と機能
t
[PROTECTION]インジケーター
保護回路が作動しているときに、赤く点灯します。以下の場合に保護回路が作動します。
アンプが過熱して出力リミッターが動作したとき
アンプ部のヒートシンクが80 (80%)以上になるとスピーカー出力が減衰され、90(90%)以上になると
ミュートされます。[PROTECTION]インジケーターは、80 (80%)以上で点灯します。
電源が過熱してシャットダウンしたとき
電源部が90 ℃以上になるとファンが高速回転し、100℃以上でアナログ回路がシャットダウンします。
[PROTECTION]インジケーターは、シャットダウンしたときのみ点灯します。
METER画面およびAmp Editorの温度メーターは、アンプ部のヒートシンク温度を表示しています。電源部の
温度は表示されません。
負荷が0.5Ω以下になったとき
ショートして負荷が0.5Ω以下になると、スピーカー出力がミュートされ、約1秒後にミュートが解除されます。
・DC出力を検出したとき
スピーカー出力がミュートされ、電源部がシャットダウンされます。
電源が故障したとき
スピーカー出力がミュートされます。
超高周波、過電流、過大な積算電流や最大電流を検出したとき
出力信号が圧縮されます。
y
[BRIDGE]インジケーター
アンプモードをBridgeにすると、緑色に点灯します。
u
[PARALLEL]インジケーター
アンプモードをParallelにすると、オレンジ色に点灯します。
i
[MUTE]インジケーター
[MUTE] ボタンまたはAmp Editorでミュートをオンにすると、インジケーターが赤色に点灯します。また電源をオ
ンにしたときも、音声が出力されるようになるまでは、出力信号がミュートされてインジケーターが赤色に点滅し
ます。
ミュートがオフのときでも、Amp Editorからソロ機能をオンにしたり、保護回路が作動して出力がミュートされた
りすると、このインジケーターは点滅します。
o
[MUTE]ボタン
[MUTE] ボタンを1 秒以上押すことによって、そのチャンネルのミュートのオン/オフを切り替えます。ミュートが
オンになると、[MUTE] インジケーターが点灯します。Amp Editorでソロ機能がオンのときに[MUTE] ボタンを押
すと、ソロを解除します。
!0
[ALERT]インジケーター
アンプの音声信号に関するアラートが発生したときに、点灯します。チャンネルごとのアラートが発生したときは
該当するチャンネルのインジケーターが、その他のアラートは両方のチャンネルのインジケーターが点灯します。
このとき、ディスプレイの上部にアラートメッセージが表示されます。
!1
[CLIP] インジケーター
スピーカー出力のアンプ部の信号レベルが、クリッピングレベルを超えると点灯し、出力信号が圧縮されます。
!2
[SIGNAL]インジケーター
[SPEAKERS]端子から出力される信号のレベルが1 Vrmsを超えると点灯します (8 Ω 負荷時 0.2 W、負荷時
0.4 W、2 Ω負荷時 0.8 W以上で点灯します)。
NOTE
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