User Manual
3.各部の名称とはたらき
15 Viscount Unico P35 取扱説明書
9 本機全体のコントローラー
以下のコントローラーは、それぞれのセクションではなく、本機全体にはたらきます。
• [MEM. BANK +]/[MEM.BANK−]:メモリーバンクを選択します。選択したメモリーバンクの番号は、メモ
リーバンクディスプレイ(④項)に表示されます。
• [A.P]:第Ⅰ手鍵盤で足鍵盤の音色を演奏できる、オートマチックペダル機能をオンにします。この場合、オルガン
の足鍵盤から音が出なくなり、手鍵盤で最も低い音符を優先して発音します(モノフォニーで発音します)。
• [ENC]:
エンクローズド機能がオンのとき、[MAN. Ⅱ]のエクスプレッションペダル(⑬項)を使用して、全体の音量
を調節します。
• [T]:トゥッティを呼び出します。トゥッティの設定は変更できます。⑦項の手順をご覧ください。
• [C]:キャンセルボタンです。すべてのストップ、トレモロ、カプラー、手鍵盤上のその他のボタンをオフにします。
0 フロント接続パネル
このパネルには、頻繁に使う端子やコントローラーがあります。
• [MASTERVOLUME]:主音量を調節します。
• [MIDITHRU]:[MIDIIN]端子から受信したMIDIデータを他のMIDI楽器に再送信するための端子です。
• [MIDIOUT]:本機が生成したMIDIデータを送信するMIDI出力端子です。
• [MIDIIN]:外部MIDI機器から送信されたデータを受信するMIDI入力端子です。
• [USB]:2 つの USB 端子を装備しています。左側はコンピューターに接続して、楽器の設定プログラムを使用する
場合に使用します。右側はUSBメモリー(本機には付属していません)を接続します。オルガン設定や内蔵シーケン
サーで録音した曲を保存できます。
• [PHONES]:ヘッドフォンを接続します。接続すると内蔵アンプの音はミュートされます。
• [REVERBVOLUME]:リバーブ効果のレベルを調節します。
A 電源供給スイッチ
[PROG.OUT]端子に接続されたバイカウント製スピーカーに+12Vの電源を供給するスイッチです。このスイッ
チを使ってスピーカーをオン/オフします。
B 照明スイッチ
パイプの照明をオン/オフします。
C エクスプレッションペダル
エクスプレッションペダルは1つまたは複数のセクションの音量を常にコントロールし、種々のダイナミックな効果
を生むために使用します。
• [MAN.Ⅰ/PEDAL]:第Ⅰ手鍵盤と足鍵盤の音量を同時に連続的に調整します。
• [MAN. Ⅱ]:第Ⅱ手鍵盤の音量を連続的に調整します。オーケストラボイスのサステイン効果を調節するためのレ
バーシステムが組み込まれています。
D カプラー足ボタン
各鍵盤セクション上のカプラーと同じ機能を足で操作できます。
メモ:
本機の電源を入れると、常にメモリーバンク1番が選択されます。
メモ:
• MIDIインターフェースの詳細については、29ページをご覧ください。
• USBメモリーの詳細については、30ページをご覧ください。