User Manual

3.各部の名称とはたらき
19 Viscount Physis オルガン リファレンスマニュアル
各セクションには 2 種類のトレモロがあり、どちらも[TREMULANT]または[TREM]コントローラーで作動させます。
震音効果の速さと深さも調整できます。詳細は 9.1 章を参照してください。
モデルによってはこれらのセクションに[MIDI]コントロールがあり、[MIDIOUT]端子に MIDI ノートメッセージを送信
します。
また、1 つまたは 2 つのオーケストラボイスを演奏することもできます。オーケストラストップがないモデルでは、8.3
章、8.4 章に記載の機能を使用して、オーケストラボイスを作動させることが必要です。オーケストラボイスを演奏できる
ストップのリストは、オルガンの音源設定によって異なります。
詳細はウェブサイト http://www.viscountinstruments.com/ をご覧ください。
6 照明ボタン
譜面台と手鍵盤の照明をオン/オフします。
7 電源スイッチ
本機の電源をオン/オフします。
8 アンプセクショ
アンプコントロールです。
[CONSOLEON]本機内部のアンプシステムをオンにします。
[EXT.SPEAKERON]本機背面
R
項)[PROG.OUT]端子、[GEN.SUBOUT]端子からの外部出力を有効
にします。外部スピーカーを本機に接続してサウンドを拡散させる際に使用します。
9 キャンセルセクション
すべてのリード系ボイス[REEDS]タブ)およびプレナム系ボイス[MIXTURE]タブ)を無効にするキャンセルボタ
ンです。ただし、これらのボタンでストップを無効にしても、ストップは点灯したままとなります。
0 MIDI セクション
手鍵盤および足鍵盤の MIDI ノートメッセージを[MIDIOUT]端子から出力するか、または無効にするかを設定しま
す。ここで MIDI コントロール設定をオフにしても、その他のすべての MIDI メッセージの送信は行われます。
A コントローラー&プログラミングセクション
このセクションのボタン類とディスプレイを使用して本機と内蔵シーケンサーをプログラムし、設定します。第4章
以降をお読みください。
B オーケストラセクション
オーケストラボイスが入っています。各タブレットスイッチで作動するボイスを選択し、各ボイスの主要音源パラ
メーターを調整できます。詳細は 8.4 章を参照してください。
C その他のディスプレイ
[CRESCENDO][CRESCENDO]ペダル
P
項)を踏み込んだ時の段階を示します。
[M.BANK][MEM.BANK +]/[MEM.BANK −]ボタンで選択、または[S]ボタン
J
項)を押したまま
[PREV]/[NEXT]ボタン(⑭項)を押して選択したコンビネーション(ジェネラルおよび各ディヴィジョン)のメ
モリーバンク番号を表示します。
D ジェネラルコンビネーション(本機全体に使用するコンビネーション)
[1][10][1][8]または[1][6]選択されたメモリーバンクに保存されているコンビネーションを呼び
出すボタン、および足ピストン(特定モデルのみ)です。(複数のメモリーバンクを使用でき、[MEM.BANK +]/
[MEM.BANK −]ボタンで選択します。これらのコンビネーションは変更できます。下記
J
項に記載の手順を
参照してください。
[HR]: メモリーを呼び出す前にマニュアルモードで設定したボイスを復元します。
[PREV.]/[NEXT]ジェネラルコンビネーションのシーケンサーです。[PREV.]で降順、[NEXT]で昇順に表示さ
れます。
オルガンに電源を入れると、メモリーバンク 1 番が自動選択されます。