User Manual

27 Viscount Physis オルガン リファレンスマニュアル
7.オルガンのスタイル(STYLES メニュー)
STYLES メニューでは、オルガンのストップのスタイルを選択できます。各スタイルはボイスと関連のパラメーターが設
定されており、演奏するレパートリーに合ったボイスを使用できます。
このように、オルガンのスタイルを多数使用できるので、複数の異なるオルガンを同じ場所で同時に演奏しているかのよ
うに様々な音源設定を使うことができます。
オルガンには 8 つのスタイルがあり、いずれかを選べます。最初の 4 つは、プリセットスタイルと呼ばれ、自社のラボでプ
ログラムされたもので、これらのプリセットはユーザーによる内容の変更ができません。残りの 4 つのスタイルは、ユー
ザースタイルと呼ばれ、お好みのスタイルに沿って自由にボイスを変更し、カスタマイズできます。
スタイルを選択するには、メインページで「STYLES」を選択します。
前述のとおり、スタイルには各レジスターに関する情報(作動させるストップと音源パラメーターの設定)が入っていま
す。最初の 4 つのプリセットスタイルは変更できないので、このプリセットスタイルを選択した状態で VOICES
ニューにアクセスすると、ディスプレイに次のような警告メッセージが表示されます。
スタイルの設定を表示し、確認することはできます。ディスプレイのボタンを押し続けるか、3 ほどお待ちください。
ジェネラルコンビネーションとディヴィジョンコンビネーションでは、ストップによって作動するボイスではなく、ストップの状態
のみが保存されます。従って、スタイルを選択すると、トップによって呼び出されるボイスが変わることがあります。そのため、「有
効」なストップとしては保存されなかったストップがコンビネーション次第では有効になる場合があります。コンビネーションを保
存する際に、どのスタイルが有効であったかを常に覚えておくとよいでしょう。