User Manual

8.ボイスの選択と調節(VOICES メニュー)
Viscount Physis オルガン リファレンスマニュアル 30
エラーを防ぐため、調節しているストップの LED が点滅します。設定のときストップはオンの状態になりこれを演奏す
れば正確かつ迅速な調節が行えます。他のストップも同様にオンにすれば、設定が全体的にどのような効果を及ぼすか確
認できます。
表示されるパラメーターは各ボイスによって異なります。
ここでは、下記のパラメーターの調節ができます。
CHARACTER(キャラクター)ハーモニーの豊かさ
AIRNOISE(エアノイズ)パイプ内を通る空気が起こすノイズ音
REEDNOISE(リードノイズ)リードの振動による発音の微妙なズレ
ATTACK(アタック)音が最大音量に達するまでの時間
REL.DETUNE(リリースデチューン)リリース時の音程変化
FREQ.SKEW(周波数ひずみ)アタックとリリースの間に起こるエアーのピッチ変化
DETUNE(デチューン)音程変化により発生するボイスが震える現象
DETUNETYPE3 種類のビート周波数(うなり)のタイプから 1 つを選択します。
Aビート周波数は鍵盤の範囲全体でほぼ一定です。
Bビート周波数は鍵盤の上部に向かってゆっくり早くなります。
Cビート周波数は鍵盤の上部に向かって著しく早くなります。
KEYB.LOLEV.(キーボードローレベル)手鍵盤の低音域のボリュームの増減
KEYB.HILEV.(キーボードハイレベル)手鍵盤の高音域のボリュームの増減
TREMULANT(トレモロ) 1 または第 2 トレモロを選択します。選択されたトレモロは専用のストップに登録され
た音源が再生されたときに働きます(9.1 章参照)
この機能を終了し、設定を保存するには[EXIT]を押します。
パネル上の各ストップには、現在使用しているスタイルのデフォルトボイスと、オリジナルバリエーションである交換ボ
イスがあります。交換ボイスは、ALTERNATIVEVOICES 機能で選択します。
VOICES メニューのその他の機能を設定するには、次に、調節するボイスを含むオルガンのセクションを選びます。選択
されたセクションにあるボイスのリストが表示されます。
8.3交換ボイスの選択(ALTERNATIVEVOICES 機能)
3 段手鍵盤モデル 2 段手鍵盤モデル
4 段手鍵盤モデル