User Manual

Viscount Physis オルガン リファレンスマニュアル 34
9.一般設定(SET-UP メニュー)
SET-UP メニューには、MIDI、アクセサリー、ユーティリティ以外の全ての設定機能があります。このメニューを呼び出す
には、メインページで「SET-UP」を選択します。
ここでは以下の機能が設定できます。
1stTREMULANT(トレモロ)各手鍵盤の第 1 トレモロの速さと深さの設定(9.1 章参照)
2ndTREMULANT(トレモロ)各手鍵盤の第 2 トレモロの速さと深さの設定(9.1 章参照)
REVERBERATION(リバーブ)各種空間規模によるリバーブ効果の選択(9.2 章参照)
INT.AMPL.EQUALIZER(内蔵アンプイコライザー)内蔵アンプの 5 バンドイコライザーの設定(9.3 章参照)
INT.AMPL.PANNING(内蔵アンプパンニング)内蔵アンプの各ストップのステレオ設定
各ストップのさまざまな風箱のタイプをシミュレートします(9.4 章参照)
INT.AMPL.TUNE-UP(内蔵アンプチューンナップ)サイドスピーカーへの信号のステレオ分配を設定(9.5章参照)
PROG.FUNCTIONS(プログラミング機能)手鍵盤の下で操作する、コンビネーション、ボタン、クレッシェンド、
リマーなどにかかわる設定(9.6 章参照)
ENC.CONFIGURATION(内部コンフィグレーション)[ENC]ボタンの機能の設定(9.7 章参照)
EXT.OUTEQUALIZER(外部出力イコライザー)背面の[PROG.OUT]端子のイコライザー設定(9.8 章参照)
EXT.SUBEQUALIZER(外部サブウーファーイコライザー)背面の[GEN.SUBOUT]端子のイコライザー設定
(9.9 章参照)
EXT.OUTROUTER(外部出力ルーター)背面の[PROG.OUT]端子のストップルーティングを設定し、風箱の位置
やパイプアレンジのシミュレーション(9.10 章参照)
EXT.OUTVOLUME(外部出力ボリューム)背面の[PROG.OUT]端子のボリューム設定(9.11 章参照)
EXT.OUTCONFIG(外部出力コンフィグレーション)背面の
[PROG.OUT]端子の設定(9.
12 章参照)
EXT.OUTRESIZE(外部出力のサイズ変更)ストップと背面出力の間のリンクを、出力量に合わせ自動的に適応させ
ます(9.13 章参照)
パイプオルガンで安定した持続音を演奏するためには風圧を一定に保つことが最も重要です。しかし、この空気の流れに
周期的変化を持たせるための機構が導入されており、この変化によってサウンドに「震音」効果が生まれ、VoxHumana
など主旋律を演奏するレジスターのサウンドが伸びやかに聴こえたり、リード楽器の音色に華やかさが加わりました。
[TREMULANT] を使用しこの効果をオン/オフします。1stTREMULANT 機能で各手鍵盤の第1トレモロの速さと深
さを調節します。
9.1トレモロの調節
(1stTREMULANT/2ndTREMULANT 機能)