User Manual

12.録音と再生(SEQUENCER)
79 Viscount Physis オルガン リファレンスマニュアル
内蔵シーケンサーは録音時に、トラックを演奏しているセクションに該当する名前をそのトラックに付けます。ほと
んどのソフトウェアで、このトラック名を読むことができます。
•「Pedalトラック足鍵盤
•「Choirトラック第Ⅰ手鍵盤(3 段手鍵盤モデル)
•「Greatトラック第Ⅱ手鍵盤(3 段手鍵盤モデル)第Ⅰ手鍵盤(2 段手鍵盤モデル)
•「Swellトラック第Ⅲ手鍵盤(3 段手鍵盤モデル)第Ⅱ手鍵盤(2 段手鍵盤モデル)
•「Soloトラック第Ⅳ手鍵盤(4 段手鍵盤モデル)
•「Volumesトラックディヴィジョンボリュームおよびエクスプレッションペダル
•「Stopsトラックストップの状態
変更してはならない社内用および開発用のみのトラックもありますのでご注意ください。
各ディヴィジョンはコントロールチェンジ 7、エクスプレッションペダルの位置はコントロールチェンジ 11 で記録
されます。これらのコントロールチェンジチャンネルは以前のモデルと同じです。
ストップ設定、キャンセル、ENC、カプラー設定等はシステムエクスクルーシブとして記録されるので、これらのメッ
セージも変更しないでください。録音にストップを追加または削除したい場合は、該当するシステムエクスクルーシブ
メッセージが必要です。そのためには、オルガンの[MIDIOUT]端子をモニターして、ストップをオン/オフして送信
される MIDI メッセージをチェックします。このメッセージは「Stops」トラックでのみ追加 / 削除してください。
MIDI ファイルを保存する際は、分解能 384tpqn を変更しないでください。
シーケンサーは録音されていないトラックも再生できます。ただし以下の点を留意してください。
トラックのチャンネル設定が内蔵シーケンサーと必ずしも一致しないことがあります。前述の説明に従ってチャンネ
ルをリセットしてください。
MIDI トラックにストップの情報がない場合もあります。その場合は望ましいストップコンビネーションでオーバーダ
ビング(12.2 章参照)してください。
ディヴィジョンボリュームとエクスプレッションペダルの情報が MIDI トラックにない場合があります。その場合も、
そのトラックをオーバーダビングしてください。
シーケンサーモード選択画面で「RECORD」を選択します。次の画面が表示されます。
新たに曲を録音するには、[NEWSONG]を選択します。または、他の MIDI ファイルをロードし、オーバーダビングする
か、すでに録音された演奏に新たな録音を追加できます。
12.2曲の録音(RECORD モード)