Virtual Acoustic Synthesizer Owner's Manual

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REFERENCE PART
第1章 プレイモード
このシーン置き換えの機能は、次のようなエレメントコピーを行うときに効
果があります。
たとえば、現在のボイスが1エレメント構成で、そのシーンが次のような設定
になっていて、イニシャルシーンがシーン2に設定されていると仮定します。
シーン1 LFOで音程が激しく揺れる音
シーン2 通常の音(イニシャルシーン)
シーン3 中低音域がカットされ、かすかにしか聞こえない音
このボイスのエレメント2に、別のボイスの次のようなエレメントをコピー
するとします。(イニシャルシーンはシーン1)
シーン1 通常の音(イニシャルシーン)
シーン2 LFOで音量が激しく揺れる音
シーン3 極端に低音でゴーっというような音
このまま、no swapでエレメントコピーを行うと、シーン1、2、3とも、期待し
ているような音にならなくなってしまいます。こういうとき、swapでエレメ
ントコピーを行えば、コピー元のシーン1と2を置き換えてコピーが実行され
ます。したがって、コピー後でも「通常の音」がシーン2で得られることにな
ります。(→ REFERENCE PARTP. 2-13)
ボイスエディットの機能
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