Virtual Acoustic Synthesizer Owner's Manual
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REFERENCE PART
第2章 システムモード
システムモードの機能
SYSTEM
F3
・MIDIに関するセッティングを、次の項目で設定します。
・Kbd Transmit Channel(キーボードトランスミットチャンネル)では、本機の
鍵盤やコントローラーでの演奏情報を出力するMIDI送信チャンネルを設定
します。
・Basic Receive Channel(ベーシックレシーブチャンネル)では、本機の音源部
が、外部機器からの演奏情報で発音するためのMIDI受信チャンネルを設定し
ます。kbdを選択した場合には、本機の鍵盤以外から送信される演奏情報では
発音しなくなります。omniを選択すると、1∼16のどのチャンネルで送られた
情報でも発音する状態となります。また、プログラムチェンジは、ここで指
定したチャンネルで受信します。
・Local(ローカル)では、本機の鍵盤部と音源部とを切り離すかどうかを選択
します。onが通常の状態で、内部的に鍵盤と音源がつながった状態となりま
す。offを選択すると、内部的な接続が切り離され、MIDI端子のOUTとINを接
続しないかぎり音は出なくなります。
・Note On/Off(ノートオン/オフ)では、外部MIDI機器からノートオン情報を
受信したとき、どのように発音するかを設定します。allを選択した場合に
は、すべてのノートオン情報を受け取り発音します。oddを選択した場合に
は、ノートナンバーが奇数の場合にだけ発音します。evenを選択した場合に
は、ノートナンバーが偶数の場合にだけ発音します。
・Program Change(プログラムチェンジ)では、外部からプログラムチェンジ信
号を受信したとき、本機のボイスを切り換えるかどうか選択します。offの場
合には、プログラムチェンジ信号を無視します。onの場合には、受信したプ
ログラムチェンジ信号に応じてボイスを切り換えます。なお、本機では、プ
ログラムチェンジナンバー64∼127は無視します。また、バンクセレクト情報
も無視します。また、同様に本機から外部MIDI機器へのプログラムチェンジ
信号を送信するかしないかもこの設定で切り換えます。(onで送信する、off
で送信しない設定となります)