Virtual Acoustic Synthesizer Owner's Manual
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BASIC PART
第2章 Try the VP1
試奏してみる
連続して音が変化することがわかりますね。このようにシーンコント
ローラーを使えば、シーンを滑らかに変化させることも可能です。
SCENE2
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SCENE2
のランプが点灯します。
最初は赤いランプがついていますが、途中で緑色に変化するはずです。
このように緑色のランプが点灯した時点から、モジュレーションホイー
ル2が機能しはじめます。(これをコントローラーフック機能」といいま
す。詳しくは第3章で説明します)
このボイスでは、モジュレーションホイール2に、ブライトネス
(Brightness)のコントロールを割り当ててあります。音の変化を確認し
てください。
たったひとつのボイスが、いろいろな表情を見せてくれるはずです。
どのコントローラーにどんな機能が割り当てられているかは、ボイスに
よって大きく異なります。このボイスの場合には、次のように機能が割
り当てられています。
モジュレーションホイール1 :音の堅さ(Stiffness)
モジュレーションホイール2 :明るさ(Mellow)
フットコントローラー1 :変調スピード(Fluid Speed)
フットコントローラー2 :共鳴の度合(Emerge)
モジュレーションボールx(横方向) :材質の変化(Resonance)
モジュレーションボールy(縦方向) :材質の変化(Thickness)
ベロシティ :ボリューム(Stress)
アフタータッチ :ピッチダウン(Pitch Down)
コントローラーの効果がいろいろ重なって、元の音がわからなくなって
しまったら、いずれかのシーンボタンを押します。これで元の音に戻り
ます。
今度は、いろいろなボイスでシーンやコントローラーによる音の変化を試して
みてください。各ボイスのコントローラーに割り当てられている機能について
は、別冊のパフォーマンスノートをご覧ください。