Virtual Acoustic Synthesizer Owner's Manual
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BASIC PART
第3章 Learn the VP1
メモリーの構成
ディスクにデータを保存することを「セーブ」と呼びます。
・セーブオールデータ
本機では、1ボイスのみとか、1バンクのみといったセーブはできません。
前ページの図のシステムデータとボイスデータの全部をまとめてセーブする
「セーブオールデータ」のみが可能です。また、1枚のディスク(2HD)には、
セーブ1回分のデータしか入りません。
ディスクのデータを本体に読み込むことを「ロード」と呼びます。
ロードはセーブと異なり、次の3種類の選択ができます。
・ロードオールデータ
ディスクに保存されている全データ(セーブオールデータで保存した全デー
タ)を読み込みます。
・ロードバンク
ディスクのデータのうち、1バンク分(16ボイス)のデータだけを読み込みま
す。(前ページの図のボイスデータと書かれた四角枠16枚分だけを読み込みま
す)
・ロードボイス
ディスクのデータのうち、1ボイスのデータだけを読み込みます。(前ページの
図のボイスデータと書かれた四角枠1枚分だけを読み込みます)
・システムデータだけをロードすることはできません。
・本機のインターナルデータは、とてもたくさんの容量を必要とします。インターナル
の64ボイス+1システムデータをフロッピーディスクにセーブすると、1ファイル(約
1300Kバイト)としてデータを保存します。
・ファイルネームには、8文字+拡張子(.VP1)が付けられます。