Virtual Acoustic Synthesizer Owner's Manual
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BASIC PART
第3章 Learn the VP1
タッチEGは、ベロシティとアフタータッチ(チャンネルプレッシャー)を補間
するコントロールデータです。
たとえば、このタッチEGでビブラートをコントロールする設定になっている
としましょう。このとき鍵盤を強く弾くと、弾いた瞬間からビブラートがかか
ります。このまま力を入れないで鍵盤を押さえていると、だんだんビブラート
が消えていきます。鍵盤を強く弾いた後、そのまま鍵盤を強く押さえ込んでい
るとビブラートが持続します。
逆に鍵盤を弱く弾いた場合には、音の出はじめにはビブラートはかかりませ
ん。このまま力を入れないで鍵盤を押さえていると、ビブラートはかかりませ
んが、鍵盤を強く押さえ込んでいくとビブラートがかかりはじめます。
・本機で扱うことのできるコントローラーの一覧です。
コントローラー
コントロールナンバー設定範囲 コントロールナンバー初期値
MW1 変更不可 1
MW2 1∼31, 33∼119 13
FC1 変更不可 4
FC2 1∼31, 33∼119 12
MBx 1∼31, 33∼119 16
MBy 1∼31, 33∼119 17
BC 変更不可 2
CS1 1∼31, 33∼119 18
CS2 1∼31, 33∼119 19
QS1 1∼31, 33∼119 80
QS2 1∼31, 33∼119 81
QS3 1∼31, 33∼119 82
QS4 1∼31, 33∼119 83
SCENE CONTROLLER 1∼31, 33∼119 14
フットボリューム 変更不可 7
サステインスイッチ 変更不可 64
ポルタメントスイッチ 変更不可 65
ベロシティ 変更不可 −
アフタータッチ 変更不可 −
ピッチベンドホイール 変更不可 −
タッチEG 変更不可 −
・コントロールナンバーの変更方法については、システムモードのアサイナブルコント
ローラー(→ REFERENCE PART:P. 2-10)をご覧ください。
コントローラーについて