Virtual Acoustic Synthesizer Owner's Manual

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BASIC PART
第3章 Learn the VP1
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ダイナミックな音変化を演出するために用意されているのが「シーン」機能です。
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シーンは、その名の通り「場面」といった機能です。
前ページのコントローラーの一覧から、ベロシティ、ピッチベンドホイール、
タッチEG、フットボリューム、サステインスイッチ、ポルタメントスイッチ、
シーンコントローラーを除くコントローラーの位置を記憶し、ボタンひとつで
それを呼び出したり、シーンコントローラーで連続して変化させたりすること
ができます。
たとえば、各コントローラーを次のように動かして、気に入った音になったと
します。
この状態で、シーンに記憶させる操作(→ REFERENCE PARTP. 1-14)を行
うと、このコントローラーの位置がシーン(たとえばシーン3)に記憶されま
す。
この後、さらにコントローラーをいろいろ動かした後、
SCENE3
を押すと、瞬時
にして上の図の状態に戻ります。
ただし、これは「内部的にそのシーンのコントローラーの状態になる」という
だけで、実際のコントローラーが動くわけではありません。(詳しくは後述し
ます)
このようにして、気に入ったコントローラーの位置を、シーン1∼3の3種類に
記憶させ、シーンボタン
SCENE1 SCENE2 SCENE3
を使って、簡単に呼び出すこと
ができます。
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ピッチベンドホイールのピッチ変更以外のコントロール機能と、タッチEGのベロシ
ティ以外のアフタータッチ機能はシーンとして記憶させることができます。
シーンについて
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