Virtual Acoustic Synthesizer Owner's Manual

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REFERENCE PART
第1章 プレイモード
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PLAY
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各エレメントの調律を、次の中から選択します。
offEqual(平均律)
12のすべて等しい半音で構成されます。転調も完全に自由です。
01P Major C ∼ 12P Major B(純正律 − 長調) および
13P Minor A ∼ 24P Minor A♭(純正律 − 短調)
金管楽器の音律で、自然倍音を基準とするため、合奏時の和音は濁りの
ないきれいなものとなります。ただし、移調の際には、音律を変える必
要があります。
25Mean T C ∼ 36Mean T B(ミーントーン)
ピタゴリアン音律の3度が不純である問題点を解決した音律です。
37Pythago C ∼ 48Pythago B(ピタゴリアン)
ギリシャ時代の音律で、ローマ人に継承され、グレゴリオ聖歌や吟遊詩
人に伝わった音律です。
49Werckmeist(ヴェルクマイスター) および
50Kirnberger(キルンベルガー) および
51Vallotti & Y(バロッティ&ヤング)
調性的音律と呼ばれており、移調の際に調律を変える必要がありませ
ん。しかし、演奏する際の調号(シャープやフラット)が増えるにしたが
い、和音はより緊張感を持ち、旋律はより美しくなるという特長を持っ
ています。つまり転調によって曲想を大きく変えることができます。
ラシックの名曲にはこれらの音律を使ったものが多数を占めます。
521/4 Shift
全体に1/4音上げた平均律です。通常の平均律と混ぜて使用すると非常
に緊張感のある音となります。
531/4 Tone
鍵盤上の半音が1/2半音となる調律です。C2の音程を基準として作成し
てあります。
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