User Manual
Yamaha Sound System Simulator Y-S
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取扱説明書 V3.1
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2. 室形状・受音面の設定
• 概要
計算対象となる(シミュレーションする)室形状および受音面を設定します。
• 新規プロジェクトの開始
ツールバーの ボタンをクリックするか、[File(F)]メニューから[New(N)]を選択して、新規プロジェクトを
作成すると、室形状および受音面の設定画面(Select Venue Geometry)が開きます。同時に開くことのできるプロ
ジェクトは最大 15 個です。すでに 15 個のプロジェクトが開かれている場合、新規プロジェクトを作成できません。
• 室内形状・受音面の設定
Select Venue Geometry (Step 1/2):
室形状を選択します。選択した形状は 3D 画面で、ズーム、角度、位置を変えて見ることができます。形状を選択し
たら ボタンをクリックします。ダイアログ表示直後は Select Venue Geometry (Step 1/2) と表示されます
が、Step の総数は階数に応じて 2~5 の範囲で変化します。
Unit
測定の単位を Metric(メートル)または Imperial(フィート)から選択します。
Venue Type
室のテンプレートをリストボックス(Rectangular、Fan、Cross、Polygon、Circle)から選択します。次に各テンプ
レートから、対象となる部屋にもっとも近い形状を選択します。形状図内の色の薄い部分はステージを表しています。
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ではステージ上の音圧分布は算出されませんが、コンター図が表示されるため、カバーエリアを確認できます。
Venue Size
選択した室のサイズをおおまかにスライダーで設定します。
Number of floors
階数を設定します。1~4 階まで設定できます。設定した階数に応じて Select Venue Geometry の設定ステップの総
数が変化します。
Listener’s Ear Height above the Floor
受音面の高さ(床からリスナーの耳の位置までの高さに相当:0.1m~2.1m(0.3ft~7ft)、初期値=1.2m(3.9ft))
をコンボボックスから選択します。3D View は ボタンまたはマウスホイールにより、画面の拡大・縮小ができ
ます。また、マウス左ボタンで画面上をドラッグすることにより、任意の角度から見ることができます。