User Manual
Yamaha Sound System Simulator Y-S
3
取扱説明書 V3.1
21
4. スピーカーの設置
• 概要
スピーカーを設置します。従来のプロセニアムや舞台へのアレイスピーカーごとの配置に加えて、室の天井や壁など
を想定した平面にスピーカーを分散配置することができます。
• スピーカーのインストール
ヤマハプロオーディオサイトよりダウンロードしたスピーカーデータをインストールすることで、Y-S
3
で使用するス
ピーカーを追加することができます。インストールの方法は p4 の「スピーカーデータのインストール方法」をご覧
ください。
• スピーカーの設置(Add Speakers)
Speaker List の ボタンをクリックするか、[Array(A)]メニューから [Add New Array(N)]を選
択して、Add Speakers ウィンドウを開きます。リストボックスから配置方法(Enclosure type - Manual layout、
Enclosure type - Auto layout、Distributed)を選択します。各条件を入力しアレイスピーカーを設置します。設
置したスピーカーは Aspect View に表示され、Speaker List にリストが作成されます。計算結果については、第 6
章をご覧ください。
アレイスピーカー
Installation シリーズの各スピーカーに対応した自由度の高い設置方法です。設置データはアレイごとに保存できま
す。(⇒第 5 章)
Enclosure type - Manual layout:
アレイスピーカー(Array Type)選択、鏡像選択、座標の直接入力などによって、自由度の高いスピーカー配置が可
能です。
Enclosure type - Auto layout:
配置(System Type)選択に応じて、Y-S
3
が、その室に対応する推奨アレイスピーカーを選定して自動的に配置しま
す。
ディストリビューテッドスピーカー
設定した平面にスピーカーを一定間隔で分散配置させることができます。対応しているスピーカーはヤマハプロオー
ディオサイトにてご確認ください。スピーカーは平面として設置されているため保存できません。
(⇒第 5 章)
Distributed:
スピーカー指定、平面(Plane Type)選択によってスピーカーを設置する平面を設定します。
Coverage:
配置パターン及び、受音面音圧密度選択に応じて、受音面でのカバーエリアを想定した自動配置が行われます。
Grid:
配置パターン及び、スピーカーの配置間隔選択に応じて、スピーカーを任意の等間隔で配置できます。