User Manual

Yamaha Sound System Simulator Y-S
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取扱説明書 V3.1
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Symmetry
y-z 平面に対して、アレイスピーカーの鏡像を設置する場合に選択します。例えばステレオシステムに対してスピー
カーを設置する場合、左側のスピーカーが設置されると、右側に鏡像スピーカーが自動的に表示されます。Array
Geometry Position x 座標値が初期値(0.00)の場合はアレイスピーカーが重なって設置されてしまいますので、
任意の数値をご入力ください。また、設置された鏡像スピーカーの形状は、もとのアレイスピーカーの形状を反転し
て作成されます。そのため、一部の非対称モデルIF2112ASIF2115AS など)では、表示されるスピーカーの形状が、
実際のスピーカーの形状と異なる場合がありますが、計算結果には影響ありません。鏡像スピーカーのアレイネーム
は、末尾に「*」が付き、元のスピーカーと区別されます。
Array Geometry
アレイスピーカーの設置座標や角度、アレイスピーカーの開き角など、スピーカーの配置情報に関するパラメーター
を入力します。設置後、Aspect View の室の受音面からターゲットポイントが外れている場合は、コンター図が表示
されません。また、ターゲットポイントが表示されていても、壁面(1 階のみ)や床面によって遮られている場合な
どは、コンター図は表示されません。いずれの場合も音圧分布図は直接音が届く範囲で計算され表示されます。アレ
イスピーカーの設置位置が、受音面や舞台の外側にある場合は、計算対象外となり、コンター図、音圧分布図はとも
に表示されません。
Position
アレイスピーカーの設置座標を入力します。初期値(xyz=0.000.008.00)、高さ 8m に設定されていま
す。設置座標はアレイの後部中央の座標を示しています。 ボタンを押すことで、スピーカーは自動的に床面
上に設置されます。角度Angle)は任意の値をご入力ください。床配置されスピーカーが受音面に向いていない場
合や、スピーカーの z 座標が受音面の高さと同じ場合などはターゲットポイントが受音面に表示されないため、コン
ター図は表示されません。各値は-99.99m99.99m (-328.0ft328.0ft) の範囲で設定できます。
Angle
スピーカーの角度を調整します。Pan(初期値:0.0)、Tilt(初期値:30.0Rot初期値:0.0)の角度を入力し
ます。
-180.0180.0 の範囲で設定できます。