User Manual

22
2-7. 結果表示
ここでは、設定した条件で、音圧分布マップを表示して、音圧の分布を見ることができます。
スピーカー出力設定や測定周波数などの測定条件を変更してマップを更新することができます。
結果表示
音圧(音の強さ)は色の違いで表現され、スピーカーの近くが強く離れるほど弱くなることを、マップの右に
表現されたカラーバーの色を使って表現します。この音圧は、現在選択しているスピーカー出力設定(Lo-
Z/Hi-Z Tap)で選択した W 数を出力した時のものです。
カラーバーは、対応する音圧を示します。バーの右側にある的マークはアプリケーションで設定した目標
音圧、矢印が現在のスピーカー出力設定での最大音圧を示します。これらは、画面右側に Result(計算結
果)と Target(目標音圧)として数字でも表記されます。
測定周波数は基本的に Overall+A weighted (全帯域+A 特性カーブ補正)によるものを用いますが、変
更することも可能です。他の周波数を選択した場合は Result Target 数字表示は省略されます。
SPL on/off(音圧マップ表示オプション)が ON の場合、画面右にマップ内で使用される音圧の色と数値を
示しています。設定した目標音圧も図示します。
画面右の(dBA SPL もしくは dB SPL で示される)表は、部屋の中の音圧分布割合を 6dB 毎に示します
Speaker List:計算に使用されているスピーカー一覧です。
各スピーカー名の左にあるアイマークをクリックすると一時的にあるスピーカーを音圧計算から
すことが出来ます。これらはレポートを生成するときにも有効です。
周波数:音圧計算に使用する周波数帯域を選択出来ます。
デフォルトは全帯域+A カーブ聴感補正です(Overall A-Weighted)。デフォルト以外に、全帯域
Overall Flat)、Low (125-500Hz)Mid (500-2kHz)High (2k-8kHz)が選べます。パラメーターを変
更するとマップを再計算・描画します。
Lo-Z/HI-Z Tap:タッを選びます
選択した値での音圧分布の再計算を行います。